新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
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3.歴史ある施設を中心とした調和のとれた景観を創出する景観形成の目標景観形成の方針景観形成の考え方昭和初期からのお屋敷を中心とした、敷地規模も大きくみどり豊かなまちなみを将来にわたって継承する。具体的な方策■ゆとりある敷地規模を保全する■景観上重要な既存樹木を保全する■道路沿いには空地をとり、植栽帯を設ける■壁面の分節化を図り、長大な壁とならないように配慮する■斜面地の湧水保全のため、台地面上において雨水を浸透させる手法を検討する景観形成の考え方かつてからの農道を基にした曲がりの多い道路を中心に、みどり豊かで歩きやすい道路景観を創出する。具体的な方策■外壁の素材や色彩は、周囲の落ち着いた雰囲気に調和したものを使用する■垣・さくは高さを抑え、生垣や閉鎖的でないものとする■視線が集中しやすい坂の折れ曲がり部分など道路沿いを中心に、積極的に緑化を行う■木陰となるような道路沿いの大木は、雨や日差しから歩行者を守る役割が期待されるため極力保存する■集合住宅の道路沿いには空地を設けることで、建築物の圧迫感を軽減する景観形成の考え方具体的な方策■周囲の色彩や雰囲気に配慮しつつ、視認性*のある案内標識をつくる■目白日立クラブへ向かう道路沿いでは、目白クラブへの眺望を保全す■外壁の素材や色彩は施設の雰囲気と調和したものを使用し、道路沿いは積極的に緑化を行う■落ち着いた雰囲気に調和した照明計画とする旧近衛町周辺の施設(日立目白クラブ、目白ヶ丘教会、おとめ山公園)や、アトリエ記念館(中村彝、佐伯祐三)などを起点とし、周辺地域と一体となった景観づくりを行っていく。落ち着きとゆとりのある低層住宅地が広がる景観を保全するとともに、景観資源を活かした魅力ある景観を創出する。7-2ゆとりへの修景集中村彝アトリエ記念館るエリア別景観形成ガイドライン 7 落合第一地域みどり豊かで歩きやすい道路景観周囲の雰囲気に配慮した案内標識既存樹木の保全生垣や植栽などによる敷地境界道路ゆとりある敷地規模の保全折れ曲がり部を緑化高さを抑えた塀道沿いに庭空間の確保植栽帯の設置植栽の通りへのにじみだし1.豊かなみどりとゆとりのあるまちなみを保全する2.曲がり道のみどりあふれる景観を保全・創出する豊かなみどりとゆとりが感じられるまちなみへ

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