新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
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エリア別景観形成ガイドライン 6 戸塚地域早稲田大学と周辺商店会が一体となった景観早稲田大学がまちに溶け込んだ景観シンボルとなる大隈講堂を中心とした落ち着きのある景観1.早稲田大学と周辺商店会が一体となった2.早稲田大学がまちに溶け込んだ景観をつくる3.大隈講堂を中心とした落ち着きのある景観をつくる景観形成の目標景観形成の方針早稲田大学とともに発展してきた周辺商店会と大学が一体となった賑わいあふれる景観をつくる。大学と地域とを隔てる塀を開放的なものにし、大学の持つ活気あふれる景観を地域に溶け込ませていく。 景観形成の考え方 具体的な方策■壁面の位置を揃え、周囲と調和を図る■早稲田通り沿いや大隈通り沿いでは、間口は現在の規模を継承するか、もしくは、分節化を図る■低層部*は賑わいを感じられるような開放的な意匠*とする■歩道からつながりを持った滞留空間を創出する■低層部の照明や街灯によって連続した賑わいある夜間景観を創出する景観形成の考え方 具体的な方策■敷地境界の垣・さくは、高さを抑え、開放的なものとする■擁壁は周囲と調和し、圧迫感を与えないものとなるよう工夫する■敷地境界部においては、生垣などにより積極的に緑化を行う■敷地内はゆとりのある歩行者空間や滞留空間を創出する配置計画とし、ベンチ等のストリートファニチャー*の設置を行う■早稲田大学のまとまったみどりの保全・活用を図る景観形成の考え方 具体的な方策■大隈講堂への眺めや大隈庭園からの眺めに配慮した、落ち着いた形態意匠*及び色彩とする■大隈庭園のみどりを保全する■大隈庭園周辺では、積極的に緑化する■大隈講堂への眺めを阻害する場所については、屋上広告物は設置しないようにするか、建築物と一体的に計画し、周囲からの見え方に配慮する学生街の景観をつくる早稲田大学と周辺商店会がともに発展しつくられた活気あふれるまちなみをさらに発展させるとともに、大隈講堂や大隈庭園からの眺めを保全する。エリアのシンボルとなる大隈講堂の眺めを保全するとともに、周囲も一体となった落ち着きのある景観をつくる。 6-2早稲田大学と周辺商店会でつくる活気あふれるまちなみへ

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