新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
179/402

景*する1.走る都電、流れる神田川を感じられる2.ゆとりと潤いのある河川景観をつくる3.神田川のみどりと調和した景観をつくる景観形成の目標景観形成の方針景観形成の考え方新宿区内では唯一の、都電が走る風景をエリアの景観資源*として活かす。また、神田川の流れる様子も容易に眺められるようにする。具体的な方策■都電の眺めを阻害するような工作物等は設置しないようにする■遊歩道の垣・さくは、高さを抑えるか、開放的なものとする■遊歩道や橋の整備にあたっては、神田川を眺めるたまり空間の設置等を検討する景観形成の考え方具体的な方策■河川沿いの建築物は河川に対して正面性をもたせる■橋や対岸からの見え方に配慮し、特に桜並木の上から見える部分の色彩は低彩度*のものとする■色彩や素材は、水やみどりと調和したものとし、特に彩度の高いものは避ける■直接遊歩道に接する場所では、設備機器等は見えないよう植栽等で修■遊歩道側は可能な限り空地をとり、積極的に緑化を行う■遊歩道の垣・さくは神田川への眺めに配慮した色彩や素材とする性をもつように配慮する景観形成の考え方具体的な方策■新目白通りから神田川を眺めることができるような建物配置とする■色彩や素材は神田川のみどりと調和した落ち着いたものとし、特に、彩度の高いものは避ける■壁面の分節化を図り、長大な壁とならないよう配慮する■特に面影橋周辺では、神田川のみどりと連続した緑化を積極的に行う遊歩道が整備されているこのエリアでは、遊歩道と周辺の建築物が一体となってゆとりと潤いのある河川景観をつくる。新目白通り沿いにおいて、神田川のみどりと調和し、また、神田川を感じられる景観をつくる。動きのある景観をつくる歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれた神田川と区内唯一の都電の走る景観の、潤いと動きを感じられるまちなみをつくる。6-1通りからの視線ゆとり▲平面イメージ統一感のあるスカイライン桜並木の可視化橋へと連続するみどり新目白通り(面影橋付近)橋からの見え方に配慮した素材・色彩・形態・意匠ゆとりと明るさの確保→北遊歩道へつながるみどり対岸から の視線新目白 通り▲断面イメージ神田川立面イメージ▼遊歩道へつながるみどり (素材は、自然素材を用いる など)■河川周辺の照明は落ち着いた色温度*・輝度*とし、河川沿いの光が連続エリア別景観形成ガイドライン 6 戸塚地域都電や神田川への眺めを妨げない周辺と一体となってつくられる河川景観神田川と調和した建築物とみどり都電と神田川を活かした潤いと動きのあるまちなみへ

元のページ  ../index.html#179

このブックを見る