新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
177/402

※幕府直轄の施設用地。火除地や河岸などの他、同役の御家人に一括して与えられた組屋敷地も含む。地域の概要戸塚地域の地形江戸時代末期の土地利用緑被現況分布図6 戸塚地域規模の工場と低層の住宅地が混在しています。また、地域の北東部には、都電荒川線の路面電車も通っています。差も大きくなっています。そのため、地域内には数多くの坂道や階段があります。また、諏訪通りは高低差の大きい場所を通っているため、地形の変化を強く感じます。古書店や飲食店の連なる学生街が形成されています。また、高田馬場駅と早稲田キャンパスをつなぐ早稲田通りでは、多くの学生が往来する「馬場歩き」が行われています。高田馬場駅周辺にも各種学校や大学などが多く、地域全体が活気にあふれています。行しました。江戸時代から主要道路であった早稲田通り沿道では、古くから周辺の生活を支える商店街が発達し、今でも看板建築などが見られます。大勢の人々で賑わいます。神田川はコンクリート三面張りの巨大なU字溝ではありますが、川沿いの遊歩道のみどりや桜並木、路面電車などとともに潤いあふれる景観資源となっています。園があり、豊かなみどりで周辺に潤いを与えています。また、水稲荷神社や諏訪神社など、歴史あるおもむきとともに豊かなみどりを持つ寺社が点在しています。神田川沿いの低地神田川沿いに広がる低地の一帯には、中小台地に入り組む谷地台地に複雑に低地が入り組んでおり、高低早稲田大学と学生街明治時代に開校した早稲田大学の周辺に、早稲田通り沿道のまちなみJR線以西では、大正時代以降に市街化が進神田川沿いの桜並木春になると、面影橋付近は桜の名所として庭園や寺社のみどり甘泉園公園や大隈庭園といった大規模な庭エリア別景観形成ガイドライン 6 戸塚地域下町の雰囲気をもつ低地のまちなみ神社の斜面緑地と起伏ある大通り【6-2 早稲田大学周辺エリア】地域のシンボルである大学の建築物看板建築が残り暖かみのある商店街川と都電が織りなす印象的な景観地域に彩を提供する日本庭園【6-3 西早稲田エリア】【6-6 田島橋エリア】【6-4 諏訪エリア】【6-7 高田馬場西エリア】【6-1 面影橋エリア】変化に富んだ地形まちの記憶や文化水とみどり

元のページ  ../index.html#177

このブックを見る