新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
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1.明治通りに賑わいと統一感のある景観をつくる2.地形を活かした豊かなみどりと3.大通りから人をひきこむつながりある景観をつくる景観形成の目標 景観形成の方針 景観形成の考え方 具体的な方策 ■壁面の位置の連続性に配慮する■周囲と調和した壁面の分節化を図り、長大な壁とならないよう配慮する■交差点の角地に位置する建築物は、まちなみのシンボルとなることを考慮した形態意匠とする■色彩や素材は、後背地の落ち着いた雰囲気に調和したものとする■住宅地側には空地をとり、積極的に緑化する■低層部*では透過性の高い素材を用いるなど歩行者目線を意識した賑わいを演出する■低層部の光をつなげ、連続して照明器具を設置する、窓面の漏れ光を連続させるなど、連続性のある夜間景観を創出する景観形成の考え方 具体的な方策 ■既存樹木を保全する■壁面の位置は後退させ、道沿いにゆとりをつくる■垣・さくなどは生垣とする■擁壁は周囲と調和し、圧迫感を与えないものとなるよう工夫する (壁面緑化を行う、自然素材を用いる、分節化を図る など) ■斜面地上では積極的に緑化を行う■落ち着いた雰囲気に調和する色彩や素材を用いる■夜間でも安心して通行できる落ち着いた照明計画とする景観形成の考え方 明治通りや職安通りなどの大通りと、それらにつながる道路をみどりでつなぐ。具体的な方策 ■大通りから見えるアイストップ*には開口部*を設け、内部の様子や雰囲気を感じられるようにする■再開発によるまとまったみどりを保全しつつ、エリア内の道路の沿道にもそのみどりを連続させるビジネスや交通の軸となる明治通り沿道においては、賑わいを創出するとともに統一感のある景観をつくる。ゆるやかな高低差や奥行きを活かして、自然豊かな落ち着いた景観をつくる。ゆとりが感じられる景観をつくる 景観資源*である新宿文化センターや斜面緑地と賑わいの拠点が調和した景観をつくる。5-3後背地への配慮と景観資源の活用みどりとゆとりが感じられる景観 斜面緑地の保全 眺望の保全・創出明治通り歩行者を楽しませるみどり▲明治通りと西向天神社を横断する断面斜面緑地など後背地の景観資源を 活かした配置 統一感のあるスカイライン路地へつながるみどり沿道には空地をとり緑化を行う文化センター周辺の景観 エリア別景観形成ガイドライン 5 大久保地域西向天神社明治通り立面▼賑わいの拠点と整然とした幹線道路沿道のまちなみへ

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