1.歴史ある建築物を活かした景観をつくる2.まちに溶け込む大規模施設群の景観をつくる3.女子医大通りの歩行者空間を景観形成の目標景観形成の方針景観形成の考え方 具体的な方策 ■旧小笠原伯爵邸周辺では、都市計画道路*の整備にあわせ、建築物のおもむきと調和した景観をつくる(都市計画道路の喧噪から分断するための、旧小笠原伯爵邸を取り囲む植栽の設置など)■旧小笠原伯爵邸周辺では、建築物のおもむきと調和した落ち着いた形態意匠*とする■東京女子医科大学周辺では旧1号館から引き継いだ重厚感のある建築物のおもむきと調和した垣・さくとする(生垣・煉瓦塀など)景観形成の考え方 具体的な方策 ■色彩や素材は、周囲と調和した落ち着いたものとする■道路沿いには十分な広さの空地を設け、樹木や草花などにより、歩行者にとって明るく潤いのある景観をつくる■屋上緑化や壁面緑化を積極的に行う■ベンチの設置やバリアフリー化など、誰もが快適に過ごせる公共空間*の充実を図る景観形成の考え方 具体的な方策 ■幅員の狭い歩道沿いでは、歩道と連続した歩行者空間をつくる■壁面の位置は後退させ、圧迫感を与えないよう配慮する■垣・さくは高さを抑え、圧迫感を与えないよう配慮する■通り沿いでは、歩行者の足元を照らすような夜間照明の充実などを積極的に行う旧小笠原伯爵邸やかつての東京女子医科大学1号館などの歴史的に重要な建築物を活かした景観をつくる。エリア内に多数存在する大規模施設(大学や医療・福祉機関等)の敷地境界を開放的なものにし、周囲を歩く人が楽しめるような景観をつくる。女子医大通り沿いでは歩く人に快適な歩行者空間をつくる。 歩きやすく快適なものにする 4-3台地上に東京女子医科大学など大規模敷地が広がるまちなみを、全体として調和のとれた風格ある景観とする。 途中で休憩できるスペースを確保する、又は工夫する ゆとりある道幅を確保する エリア別景観形成ガイドライン 4 若松地域東京女子医科大学旧1号館から引き継いだ重厚感のあるおもむきに調和させる 旧小笠原伯爵邸に調和したまちなみをつくる歩行者に開放的な公開空地 快適な歩行者空間をつくる歴史ある建築物を活かし大規模施設群が周囲に溶け込むまちなみへ
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