第1章 新宿区における景観まちづくり 3しくみをつくる必要があります。区民にとっても、また、新宿を訪れる人にとっても、歩くのが楽しく良好な景観の形成は、現にある良好な景観を保全することのみならず、新たに良好な景観を創経済効率の向上を優先させたまちづくりは、私たちの生活を豊かで便利にしてきましたが、その反面、地域の個性や文化、歴史の記憶が失われつつあります。潤いのある豊かな生活環境を創出し、個性的で賑わいのあるまちづくりを進めていくためには、これまで育まれてきた新宿区の持つ自然を活かし、歴史的風土や自然環境と調和した景観を守り、育んでいくことを地域が主体で取り組めるようななる、『美しい新宿』をつくっていきます。 良好な景観は、先人から受継いだ区民共通の資産として、現在及び将来の区民が享受できるよう、その保全及び継承を図ります。 出することを含むものであることを旨として行います。 良好な景観の形成は、まちづくりにおいて大きな役割を担うものであることから、区や区民及び事業者等の協働により、その形成に向けて一体的に取り組みます。 良好な景観は、都市全体としての魅力を高めていくことにより形成されていくものであることから、都及び隣接区等との連携と協力のもとで、その形成に向けて一体的に取り組みます。 良好な景観は区民共通の資産です 良好な景観を保全・創出します 区民等との協働による景観形成を図ります 都及び隣接区等と連携し良好な景観の形成を推進します 新宿区景観まちづくり計画 景観とは:一般的には「風景・景色・眺め」という意味で使われます。新宿区における「景観」とは、建築物、道路、街路樹、公園、河川、屋外広告物等の目に見えるものだけでなく、地域の自然や歴史、文化、日々積み重ねられる人々の暮らしの営みや生業とが一体となって形づくられるものと考えます。 新宿区景観まちづくり計画 | 第1章 新宿区における景観まちづくり 1 目標 2 理念 まちの記憶を活かした『美しい新宿』をつくる
元のページ ../index.html#13