新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
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るエリア別景観形成ガイドライン 2 箪笥地域もともとの間口の統一感を維持する戸建住宅地に溶け込むみどりに包まれた中層マンション落ち着きと賑わいの感じられる通り低層部は小規模な店舗の連なりを継承する1.同規模敷地の連なる整然としたまちなみを継承する2.中層マンションは戸建て住宅地に調和させる3.住宅地を貫く牛込中央通りを落ち着きと賑わいの感じられる通りとする4.大久保通りでは周囲の住宅街に配慮し、快適な歩行者空間を創出する景観形成の目標景観形成の方針景観形成の考え方具体的な方策■敷地統合の際は、外構*や植栽等で既存の敷地割を基にして分節化を図■敷地分割の際は、外構や植栽等で既存の敷地割を基にしたまとまりをつくる■塀の高さをそろえ、もともとの間口の統一感を維持する景観形成の考え方具体的な方策■T字路のアイストップ*は積極的に緑化する■中層マンションは既存のまちなみに調和するような色彩・素材とする■敷地際に植栽を配置するなど、みどりの連続性に配慮した緑化を行う■駐車場、駐輪場などは道路から見えないような配置とする■塀の高さを揃え、もともとの間口の統一感を維持する景観形成の考え方細やかな商店の連なりや、スカイライン*がそろったオフィスビルの連なりを活かし、牛込中央通りを落ち着きと賑わいの感じられる通りとする。具体的な方策■低層部*は、賑わいを感じられるような開放的な意匠*とする■中高層部*は、壁面の位置やスカイラインを周辺とそろえる■現在の細やかな間口を継承し、低層部は分節化を図る■低層部やエントランス部の照明により夜間でも快適な歩行者空間を創出する景観形成の考え方大久保通りでは、歩道からの眺めを意識し、賑わいを感じられる景観を形成するとともに、周囲の住宅街の落ち着いた雰囲気に配慮する。具体的な方策■落ち着いた形態意匠*及び色彩とし、積極的に緑化を行う■スカイラインや壁面線、低層部のファサード*の連続性に配慮する■周囲に圧迫感や閉塞感を与えないような形態意匠・規模とする■低層部やエントランス部の照明により夜間でも快適な歩行者空間を創出する南榎町や二十騎町、北町、中町及び南町などは、江戸時代からの敷地割りが残っている貴重なまちなみとして積極的に保全していく。一戸建ての住宅中心の既存のまちなみに配慮し、増加しつつある中層マンションは圧迫感、異質感を軽減させ周囲に調和させる。江戸時代から続く台地上に広がる閑静な住宅地のまちなみや、連続するみどりを保全していく。1階は店舗にして間口を分節する小規模な間口の店舗の連なりを維持する2-5戸建住宅と低中層建築物が調和したみどり豊かで落ち着いたまちなみへ

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