新宿区 景観まちづくり計画 景観形成ガイドライン
107/402

るエリア別景観形成ガイドライン 1 四谷地域おもむきのある塀と庭から溢れるみどりみどりでまちなみに変化をつける歩行者空間を広くとり、ゆとりある景観をつくる1.風格ある屋敷町のまちなみを保全する3.幹線道路沿道の賑わいと快適な歩行者空間をつくる景観形成の目標景観形成の方針景観形成の考え方具体的な方策■既存の歴史的な煉瓦塀や樹木を保全する■単調になりがちなコンクリート塀等は避ける(生垣・木塀・煉瓦塀など)■擁壁の上部の塀・さくは高さを抑える■擁壁は周囲と調和し、圧迫感を与えないものとなるよう工夫する(壁面緑化を行う、自然素材を用いる、分節化を図る など)■敷地境界に塀や生垣を設けない場合でも、道路沿いでは既存の樹種を用いた積極的な緑化を行う景観形成の考え方具体的な方策■道路沿いは空地を設け、積極的に緑化を行う■道路の入口や交差点に面する場所では、角地を意識した形態意匠*とする■奥行きのある空地を道路と直角方向にとり、緑化を行う■直線道路と交わる路地沿いや路地の奥の行き止まりに対して緑化を行う景観形成の考え方具体的な方策■低層部*の壁面の位置は後退させ、道沿いにゆとりをつくる■低層部の賑わいを感じられるよう、開放的な意匠*とする■夜間景観に配慮し、シャッターは透過性の高いものとする■賑わいを演出しつつ、歩行者の安全な歩行に寄与する照明計画とす■外苑西通りの沿道建築物は落ち着いた意匠とし、豊富なみどりを活かす塀・生垣や緑化等を工夫し、屋敷町の風格を創出する。細い直線道路を中心とするやや単調なまちなみに、路地沿道からあふれ出すみどりによって変化をつける。エリア内の広域幹線道路(外苑東通り、外苑西通り)沿道では、賑わいを創出し快適な歩行者空間をつくる。平坦な台地上に広がる住宅地では、良好な住宅地のまちなみを形成し、南側の大規模な敷地では、まとまったみどりによる潤いを創出する。1-6道路を明るくする建築物のデザイン壁面の後退2.直線道路を広がりと潤いのある景観とする風格ある屋敷町と調和したみどり豊かなまちなみへ

元のページ  ../index.html#107

このブックを見る