新宿エイサーまつり
新宿が沖縄一色に染まる一日

今日25日、「2015新宿エイサーまつり」が、新宿駅東口（新宿通りほか）と西口（新宿三井ビルほか）で開催された。主催は新宿エイサーまつり大会委員会。
新宿エイサーまつりは、平成14年に新宿駅東口の4商店街振興組合が中心になって始まった催しで、今年で14回目。新宿駅周辺の東西8つの商店街が中心となってまつりを盛り上げ、会場に集まった多くの観客は、真夏の太陽の下、新宿が沖縄一色に染まる一日を楽しんだ。

エイサーは、勇壮な太鼓と色鮮やかな衣装、独特の音楽が特徴の沖縄の盆踊り。沖縄の郷土色豊かな衣装を身にまとった踊り手が隊列を組み、威勢のいい掛け声を上げながらダイナミックに舞いを披露する。

スタジオアルタ前でのオープニングセレモニーでは、沖縄出身の音楽グループのＨＹが応援に駆け付け、美しい歌声と優しい三線（さんしん）の音色が奏でる音楽で集まった観客を魅了した。また、お笑い芸人のロバート、歌手の古謝美佐子さんも登場し、会場を盛り上げた。
続いて、新宿通りの5会場でエイサーがスタート。今年は、沖縄県からの派遣チーム、都内を拠点に活動しているチーム、小学生のチームなど、26チームが出演。それぞれのチームが持ち味を生かし、太鼓を鳴らしながら楽しく元気いっぱいに演舞を披露し、見物客を沸かせていた。

また、区立大久保公園（歌舞伎町2－43）では、新宿エイサーまつり協力イベント「沖縄グルメフェスタin新宿」が開催された。沖縄料理や特産品の屋台、沖縄伝統音楽のライブが行われる特設ステージが並ぶ会場には、多くの人が訪れた。「沖縄グルメフェスタin新宿」は26日（日）も開催される。午前10時～午後6時。入場無料。飲食有料。