NPO活動資金助成事業の公開プレゼンテーションを実施
「協働推進基金」から区内のNPOに助成

最終更新日:2012年5月28日

写真:あいさつする久塚座長
写真:「いきいき里の会」のプレゼンテーション
今日28日、新宿区(区長:中山弘子)は、平成24年度「NPO活動資金助成」申請団体の公開プレゼンテーションを、区立産業会館(BIZ新宿、西新宿6-8-2)で実施した。募集期間に助成を申請した6団体(※)がプレゼンテーションを行った。

この制度は、区民サービスの向上を目的に、区内のNPOが取り組むさまざまな地域課題の解決に向けた自主的な活動を支援するもので、NPOが持つ先駆性・専門性を生かした創意工夫にあふれる社会貢献事業に16年度から助成している。区民・団体・事業者からの寄附金と区の財源を積み立てて運営する「新宿区協働推進基金」を財源に、23年度は4団体の事業に助成した。

助成総額は300万円(1事業あたり50万円を限度)。23年度からは、設立後5年未満や財政規模の小さいNPOの自立経営を支援する「新事業立上げ助成」の助成限度額を1団体に付き30万円から50万円に引き上げたほか、NPO活動資金助成(従来型)の助成率を2分の1から3分の2に引き上げるなど、NPOの新たな事業への着手、ノウハウや実績の確保、自立経営基盤の支援体制を強化している。

開会にあたって、区民の方やNPO団体の構成員、学識経験者などで構成する新宿区協働支援会議の久塚純一座長(早稲田大学社会科学総合学術院教授)は、「今回申請された事業は、対象や内容もさまざまで興味深い。プレゼンテーションが実りあるものになるよう期待している」とあいさつした。
プレゼンテーションでは、各団体が助成を申請した事業について説明し、協働支援会議委員との間で熱心な質疑応答も行われた。
区では、今日のプレゼンテーションなどの審査結果をもとに、5月末に助成団体と助成金額を決定する。

※プレゼンテーション実施団体(6団体・プレゼンテ―ション順)
(1)いきいき里の会
(2)ライフデザイン研究所
(3)日本カラーアートセラピー
(4)ビーマップ
(5)エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン
(6)粋なまちづくり倶楽部

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 地域振興部-地域コミュニティ課
管理係 電話03-5273-3872