新たな文化財5件を決定

最終更新日:2019年7月25日

幸国寺の日蓮聖人六百遠忌報恩塔
幸国寺の題目塔
文学座アトリエ
新宿園跡
新宿区(区長:吉住健一)では、区内の文化財のうち特に重要なものを「指定文化財」、保存する必要があるものを「登録文化財」、地域の歴史を継承するために地域によって守られている大切な「もの」「場所」を「地域文化財」として、保護・活用する取り組みを行っている。今回新たに指定文化財2件、登録文化財1件、地域文化財2件の計5件を決定した。これで、区の指定文化財は128件、登録文化財は54件、地域文化財は45件となった。

■指定文化財 2件
・幸国寺の日蓮聖人六百遠忌報恩塔
<こうこくじのにちれんしょうにんろっぴゃくおんきほうおんとう>
【有形文化財(歴史資料)】(原町2-20)
 明治5年(1872年)に建てられた高さ5mを超える大型の報恩塔で、台座の裏にはライオン像と英文が刻まれている。
・鏑木清方旧居跡
 <かぶらききよかたきゅうきょあと>
【史跡】(矢来町38-3)
 日本画家・鏑木清方の旧居跡。「三遊亭圓朝像」(重要文化財)等、多くの作品を描いた場所。

■登録文化財 1件
・幸国寺の題目塔
 <こうこくじのだいもくとう>
【有形民俗文化財】(原町2-20)
 寛政4年(1792年)8月に建てられた高さ4mを超える区内最大の題目塔。

■地域文化財 2件
・文学座アトリエ
 <ぶんがくざあとりえ>
【地域文化財(文化・芸術)】(信濃町10)
 昭和25年(1950年)に建てられ、文学座の杉村春子や芥川比呂志らが稽古に励み、本番に臨んだ劇場兼稽古場。
・新宿園跡
 <しんじゅくえんあと>
【地域文化財(都市・産業、文化・芸術)】(新宿5-9-2付近)
 箱根土地(株)が運営し、大正13年(1924年)~15年(1926年)まで存在した遊園地。現在は跡地周辺の町会「新宿園町会」にその名を残している。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 文化観光産業部-文化観光課
文化資源係 電話:03-5273-4126

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