しんじゅQualityみつばちプロジェクト
四谷区民センターで養蜂事業を実施

最終更新日:2019年6月4日

写真:蜂の飼育
写真:蜂の飼育
写真:蜂蜜の採取
写真:蜂蜜の採取
四谷区民センター(内藤町87)では、9階の一角にミツバチの巣箱が設置され、働き蜂たちが蜜や花粉を集めるために忙しく飛び回る様子を見ることができる。
これは、新宿区事業所等ネットワーク「しんじゅQuality」が、区内障害者就労施設等の利用者の就労機会創出や、地域の方々との交流を目的に、3月26日から巣箱を設置し取り組んでいる養蜂事業によるもの。

毎週月曜日の午後、地域で養蜂を行う中里仲司(なかさとなかし)さんの指導の下、内検作業を実施。状態の悪い蜂がいないか、女王蜂が増えていないかなどを注意深く確認している。
中里さんによると、ミツバチには新しい女王蜂が生まれると働き蜂の群れを引き連れて巣から飛び出し、新たな場所に巣を作る「分蜂」と呼ばれる習性があり、注意して女王蜂を観察する作業が必要とのこと。作業の様子は、ガラス越しに見ることができる。
真心を込めた飼育の結果、養蜂開始から約2か月が経った現在、当初2万匹だったミツバチは6万匹にもなっている。

5月27日には、初めて蜂蜜を採取。びっしりと蜜をまとった巣枠を遠心分離器に入れ、障害者就労施設等の利用者などが慎重にハンドルを回すと、程なくして澄んだ蜂蜜が溢れ出した。採れた蜂蜜はパンに付けて吉住健一新宿区長も試食。蜂蜜を味わった吉住区長は「甘さが上品。高級店で売っているもののよう」と驚きを見せていた。
蜂蜜は今後、障害者就労施設等の利用者により瓶詰め・ラベルの貼付が施され、コミュニティショップ「ふらっと新宿」の各店で販売を予定している。

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