24日(日)まで「染の小道」を開催
次の10年へ向けて 新たなスタート

最終更新日:2019年2月22日

道のギャラリー
川のギャラリー
川のギャラリー
道のギャラリー
今日22日(金)から、中井駅周辺のまち全体を染め物のギャラリーに見立て、妙正寺川や商店街を色鮮やかな反物やのれんで飾るイベント「染の小道」が始まった。主催は「染の小道」実行委員会。新宿区染色協議会と新宿区が共催している。

江戸時代、神田や浅草で発達した染色業。大正時代以降、都市開発が進む中、清流を求めた職人たちは神田川上流へと移り、早稲田・高田馬場・落合周辺に工房を設立した。新宿区内には、現在も多くの染色に関わる工房があり、江戸の伝統を受け継いだ技術や文化が息づいている。
昨年10周年を迎え、今回で11回目を迎える「染の小道」は、落合・中井地域を「染めのまち」としてPRしようと、染色業関係者のほか、商店街や地域の子どもたち、大学生などが主体となってイベントを盛り上げ、地域の活性化につながっている。
中井駅周辺の妙正寺川には、約300mにわたって反物を架け渡す「川のギャラリー」が登場。色とりどりの江戸更紗や小紋染めなどの反物や、落合・中井地域の小学校・保育園の子どもたち、地域の方々がさまざまな絵柄を染めた「百人染め」の反物も掛けられた。「染の小道」を訪れた人に加え、道行く人も足を止め、川面を彩る色鮮やかな反物をカメラで撮るなどしていた。
また、「道のギャラリー」では、中井駅周辺の109店舗の軒先に、染色作家や学生が制作したのれんが飾られ、まちを華やかに彩っていた。
このほか、23日(土)・24日(日)は、落合第五小学校(上落合3-1-6)で今年から新たに実施する「作家の小道」、着物や帯の染め物展示と伝統工芸士による染めの実演を行う「染の王国 新宿展」、落合第二小学校(上落合2-10-23)で染色を体験できる特別企画「染のがっこう」をそれぞれ実施する。

■「染の小道」イベント概要
【日程】2月22日(金)~2月24日(日)
【会場】西武新宿線・都営大江戸線中井駅周辺、妙正寺川の寺斉橋・大正橋付近
※雨天の場合、「川のギャラリー」は一部のみの実施。

ホームページURL http://www.somenokomichi.com/

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「染の小道」実行委員会 電話080-4098-5311
   

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