総合計画策定に向けての区民討議会を開催
新宿区の未来の姿を一緒に考えよう

新宿区（区長：吉住健一）は、6月25日・26日、新宿区総合計画策定に向けての区民討議会を区役所本庁舎（歌舞伎町1-4-1）で開催した。

区では、新宿区基本構想に掲げる「めざすまちの姿」を実現するため、平成30年度から始まる新たな新宿区総合計画の策定に取り組んでいる。
今回の区民討議会は、日ごろ区政に直接参加する機会の少ない区民の意見を伺うために開催したもので、参加者60名は、無作為抽出し参加依頼書を送付した1,200名のうちの希望者94名から抽選で決定した。
「新宿区総合計画」のベースとなる5つの基本政策からテーマを設定し、区・区民・地域で取り組むべきことを、グループごとに討議した。

開会にあたり吉住区長は、「区では、暮らしやすさ1番、高度防災都市化と安全安心、賑わい創出の新宿を目指し、それを支える健全財政、好感度1番の区役所の実現に努めています。平成30年度から始まる総合計画策定に向けて、みなさん、忌憚のないご意見をお願いします」とあいさつした。
参加者は、3つのグループに分かれ、「健康に暮らせるまち」「子育てしやすいまち」「地域コミュニティ」「災害に強いまち」「多様な魅力による賑わいの創造」等のテーマで、情報提供資料から感じたこと、普段問題だと思っていること、自分達で取り組むべきこと、区への希望など熱心に意見を交わした。

参加した男性は、「このような会に参加したことが無かったが、少しでも区政の役に立てればと思い参加した。幅広い世代の人達と話し合うなかで、さまざまな意見に接することができ、貴重な経験となった。」と感想を語ってくれた。