歌舞伎町の神社でサクラソウを展示
春風に揺れる可憐な花

最終更新日:2016年4月26日

写真:稲荷鬼王神社
写真:サクラソウ
写真:3月11日をわすれない展
新宿区役所近くの稲荷鬼王神社(歌舞伎町2-17-5)の境内にサクラソウが展示され、訪れる人の目を楽しませている。

サクラソウは、高原や山地の湿った草原などに咲き、サクラの花が散ってから、白、紫、桃色などの色鮮やかな花を咲かせる野草。同神社では毎年、鎮花祭(はなしずめのまつり)に合わせて、社務所の屋上で育てた約300種類のサクラソウを、見ごろを迎えた鉢を順番に入れ替えながら展示している。今年の開花は例年通りで、4月中旬には色とりどりのサクラソウが開花し、境内を彩っている。サクラソウは4月末まで展示する予定。見学自由。

また、境内では展示「3月11日をわすれない展」も開催。5年前の東日本大震災を忘れないよう呼び掛ける漫画や、現代アート作家の門脇篤さんが自身の震災体験をもとに制作した体験絵巻が、5月8日(日)まで展示されている。宮司の大久保直倫(なおとも)さんは、「4月14日に発生した熊本地震を受けて、内容を一部変更して展示しています。東日本大震災は、東京も揺れが大きく身近のものに感じられた一方、熊本地震は多くの方が遠く離れた被災地の様子を報道等で見ることしかできません。この展示をご覧になって、東日本大震災当時の記憶を思い起こして遠く離れた九州のことも自分のこととして考えてほしい」と話している。

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稲荷鬼王神社 電話03-3200-2904

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