「はたちのつどい」を開催
さまざまな国籍の新成人が参加

最終更新日:2016年1月11日

さまざまな国籍の新成人
写真:晴れ着姿の新成人
写真:会場の様子
写真:誓いの言葉
成人の日の今日11日、新宿区(区長:吉住健一)は、京王プラザホテル(西新宿2-2-1)で新成人を祝福する式典「はたちのつどい」を開催した。

新成人の門出を祝った吉住区長は「新宿は、多様な文化に触れ、味わうことのできるまち。皆さんのまちである新宿で多くのことを吸収してもらえれば」とあいさつ。3月に開催する平和都市宣言30周年式典にも触れ、「平和で豊かな社会を創っていくために、出来る範囲でボランティア精神を発揮してください」と呼び掛けた。

式典には、色鮮やかな振り袖やスーツ、紋付きはかまに身を包んだ約1,200名の新成人が集合。久しぶりに再会した仲間とあいさつを交わしたり、記念撮影をしたりと、大いに盛り上がった。
新宿区の新成人は外国人が多く、今年は過去最多。新成人3,772名のうち、外国人は1,605名と、初めて40パーセントを上回った。今日の式典にも、韓国・アメリカ・ベトナム・フランスなど、さまざまな国籍の新成人が参加し、「華やかでワクワクする」「同世代のいろいろな人と話してみたい」などと日本の伝統行事を楽しんでいた。
会場内には選挙や性感染症予防、路上喫煙防止などをPRする行政コーナーや国際交流コーナーなども設置。職員の説明を熱心に聞き入る新成人の姿が見られた。

 式典の最後に、司会を務めた新成人の小谷翼さん・木元ひとみさん・村井瑛美子さんが新成人を代表して「はたちの誓い」を宣言。「これからの人生を歩む上で、他人の幸せを願えるような責任ある大人の振る舞いをしていきたい」と抱負を述べると、参加した新成人は笑顔でうなずいて拍手を送っていた。

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