12月14日開催 講演会とシンポジウム「夏目漱石と青春」
2017年夏目漱石生誕150周年に向けて 夏目漱石記念施設整備プロジェクトVol.3

最終更新日:2014年10月16日

新宿区は、国民的文豪・夏目漱石(1867年~1916年)が生まれ育ち、その生涯を閉じたまちである。区では、漱石が晩年を過ごした「漱石山房」の土地の記憶を未来に継承していこうと、漱石の生誕150周年に当たる平成29年(2017年)2月の開館を目指し、漱石にとって初の本格的な記念館の整備を進めている。
また、「夏目漱石記念施設整備プロジェクト」と題したイベントを展開。第3弾イベントとして、12月14日(日)、漱石ファンの作家や漫画家が出演し、「夏目漱石と青春」をテーマに講演とシンポジウムを開催する。

「漱石と私」と題して講演するのは、ベストセラー小説『神様のカルテ』の著者で、漱石ファンとしても知られる夏川草介さん。漱石の魅力をたっぷりと語るほか、地域医療の最前線でも活躍する夏川さんとともに、漱石の時代から現代まで等しく受け継がれる「命の尊さ」について考える。
シンポジウムでは、夏川さんに加え、下町エリア「谷根千(谷中・根津・千駄木)」研究家で『千駄木の漱石』の著者・森まゆみさん、漱石と門下生を4コマ漫画で描く香日(こうひ)ゆらさん、新宿区長がパネリストとして登場。コーディネーターに朝日新聞記者・牧村健一郎さんを迎え、「もっと若者に漱石を!」をテーマに、若い世代にも伝えたい漱石文学の魅力をお話しいただく。
また、小学生を対象に絵画を、中高生を対象に読書感想文を全国から募集した「新宿区夏目漱石コンクール」の表彰式も実施する。絵画981作品、読書感想文2,175作品の中から優秀作品を紹介し表彰するほか、審査委員長の作家・半藤一利さんが講評する。

区では、「夏目漱石記念施設整備基金」を設置し、昨年7月から寄付の募集を開始し、26年10月15日現在、約4,889万円(870件)の寄付が寄せられている。引き続き、イベント等を通して漱石ファンの裾野を広げるとともに、夏目漱石を愛する全国の皆さんに寄付への協力を呼び掛けながら、記念館の整備を進めていく。

■講演会とシンポジウム「夏目漱石と青春」
【日時】12月14日(日)午後2時~5時(午後1時15分開場)
【会場】早稲田大学大隈記念講堂大講堂(西早稲田1-6-1)
【内容】第1部 新宿区夏目漱石コンクール優秀作品表彰式 <講評> 半藤一利
    第2部 講演「漱石と私」 <講師> 夏川草介
    第3部 シンポジウム「もっと若者に漱石を!」
        <パネリスト> 夏川草介、森まゆみ、香日ゆら、新宿区長 <コーディネーター> 牧村健一郎
【共催】朝日新聞社、早稲田大学
【申込み】はがきかファックス(イベント名・郵便番号・住所・氏名(フリガナ)・電話番号・希望人数(2名まで)を記入)で、11月4日(必着)までに新宿区文化観光課文化資源係(〒160-8484歌舞伎町1―4―1、本庁舎1階)ファックス(03-3209-1500)へ。定員1,000名程度。応募者多数の場合は抽選(当選者のみお知らせ)。

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新宿区 文化観光産業部-文化観光課
文化資源係 電話03-5273-4126

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