新宿クリエイターズ・フェスタ2014 学生アート・コンペティション開催中
夏の一大アートイベントで若きアーティストの力作が競演

最終更新日:2014年8月29日

写真:新宿センタービルでの展示
写真:新宿センタービルでの展示
写真:新宿モア4番街での展示
写真:新宿アルタビルでの上映
8月22日に開幕した「新宿クリエイターズ・フェスタ2014」は、前衛芸術家・草間彌生さん、CGアートの第一人者・河口洋一郎さんをはじめとする著名なアーティストの作品展など、アートの力で新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出する夏の一大アートイベント。4回目を迎える今年のフェスタは、9月7日(日)までの17日間、新宿駅東口・西口や歌舞伎町のほか、新たに設けたサテライト会場の神楽坂、初台などで開催している。

第1回から毎年開催している「学生アート・コンペティション」はフェスタの原点となるコンテストで、美術・建築・映像などの分野を専攻する学生が制作した作品の芸術性や技術力を審査・表彰するもの。
オブジェやモニュメントなどが対象の「空間デザイン部門」と、アニメーションやCG(コンピューターグラフィックス)などの映像作品が対象の「デジタル映像部門」の2部門で、国内外の学生がエネルギッシュな作品を出展。個性豊かな力作は、フェスタ期間中に新宿駅周辺で展示・上映され、まちを行き交う買い物客や外国人観光客など大勢の来場者を楽しませている。

新宿モア4番街(新宿3)と新宿センタービル(西新宿1-25-1)に作品を展示中の空間デザイン部門のテーマは「新宿コレクション」。15の大学・専門学校が出展し、学生たちのユーモアあふれるアイデアで、新宿の多彩な魅力を表現している。
最優秀賞に輝いたのは、女子美術大学の学生がシャボン玉の泡をモチーフに制作した「新宿の森」。泡の美しさや消えていく儚さから、多くの人が行き交う新宿のまちの様子を表現し、審査員から「新宿に集まる多様なエネルギーがしっかりと描かれている。女性ならではのユニークで細やかな発想が素晴らしい」などと高い評価を受けた。

また、国際色豊かなコンテストとして注目されるデジタル映像部門には、中国・トルコ・イスラエルの大学を含む国内外の学校から46作品の応募があった。
最優秀賞は、専門学校HAL東京の学生が手掛けたCG作品「CHANGE」に決定。入賞した6作品は、8月30日(土)~9月7日(日)、新宿3丁目の街頭大型ビジョン「アルタビジョン」「ユニカビジョン」で放映するほか、フェスタ公式ホームページ(http://www.scf-web.net)からも見ることができる。

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新宿クリエイターズ・フェスタ2014実行委員会事務局(特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220