新宿クリエイターズ・フェスタ2014 こどもアートからスタート
夏休み、親子でアートとあそぼう!

最終更新日:2014年8月15日

写真:ニシハラさん制作の帽子をかぶって遊ぶ子ども
写真:折り紙のワークショップの様子
写真:折り紙のワークショップの様子
新宿クリエイターズ・フェスタは、多様な文化・芸術を育む新宿のまちの遺伝子を活かし、アートの力で新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出する夏の一大アートイベント。地元商店街や企業の皆さんのご協力を得て4回目を迎える今年のフェスタは、8月22日(金)~9月7日(日)の17日間、新宿駅東口・西口や歌舞伎町のほか、新たに設けるサテライト会場の神楽坂、市谷、初台で開催する。

開幕に先立ち、8月8日から参加型イベント「こどもアート」がスタート。全国各地でお絵描きや工作のワークショップなどを開催し、東日本大震災で被災した福島県相馬地方の子どもたちの支援活動にも携わる版画家・蟹江杏さんが理事長を務めるNPO法人3.11こども文庫の企画による多彩なプログラムで、夏休み中の子どもたちにアートの魅力を伝えている。

今日15日は、「アート体験ワークショップ」を東京都健康プラザハイジア(歌舞伎町2-44-1)で開催。一枚の折り紙からウサギやオタマジャクシなど、さまざまな生き物を折ったり、アーティストのニシハラ★ノリオさんが作った数々の個性的な帽子をかぶってみる催しなどが行われ、自由な発想と豊かな表現力であふれるアトリエとなった会場は、楽しそうにはしゃぐ大勢の子どもたちで賑わった。
絵本を作るワークショップに参加した子どもたちは、絵や物語を考えることに夢中で、画用紙から絵がはみ出してしまうほどの熱の入りよう。絵本が完成したところで話を聞くと「大好きなヒーローを描きました。かっこいい絵本ができて、面白かったです」と、自慢の絵本を読み聞かせてくれた。
ワークショップは、明日16日(土)も午前10時~午後4時に開催。身近なもので楽器を作り、ミュージシャンの石川浩司さん(元たま)と音楽を奏でる「ガラクタ楽器団」などのプログラムも実施する。
 
また、17日(日)には、ミュージシャンの生演奏をバックに大壁画を描くライブペインティングを開催。歌舞伎町の新宿東宝ビル建設現場の仮囲いに設置した高さ3m×幅16mの巨大なキャンバスが、子どもたちの豊かな表現力でアート作品に生まれ変わる。

このほか、アートの力で東日本大震災の被災地を応援する「被災地応援プロジェクト」として、被災地の子どもたちを応援する絵手紙を描くワークショップを、17日(日)まで東京都健康プラザハイジアで開催している。

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新宿クリエイターズ・フェスタ2014実行委員会事務局(特命プロジェクト推進課内) 
電話03-5273-4220