新宿の夏の一大アートイベント 新宿クリエイターズ・フェスタ2014について記者発表
「この夏、アートな夢を見る」

最終更新日:2014年7月29日

記者会見1
記者会見2
全体
新宿クリエイターズ・フェスタは、多様な文化・芸術を育む新宿のまちの遺伝子を活かし、アートの力で新宿のまちに新たなにぎわいと活力を創出する夏の一大アートイベント。地元商店街や企業の皆さまのご支援を得て4回目を迎える今年のフェスタは、8月22日(金)~9月7日(日)の17日間、新宿駅東口・西口や歌舞伎町の公共空間・民間施設のほか、新たに設けるサテライト会場の神楽坂、市谷、初台で開催する。

著名アーティストの部門では、世界的な前衛芸術家で新宿区名誉区民である草間彌生さん、昨年紫綬褒章を受章し、CG(コンピューターグラフィックス)アートの第一人者として世界的に活躍する河口洋一郎さん、現代美術家の椿昇さんが、西新宿の高層ビル街で新作の巨大バルーンを世界初公開。また、日本を代表するアートディレクターの北川フラムさん監修のパブリックアート展や、今年でアーティスト活動15周年を迎える版画家の蟹江杏さんの作品展など、国内外で幅広く活躍するアーティストの独創的な作品が新宿のまちを彩る。

参加型アートイベントの部門では、未来の巨匠たちの力作が競演する「学生アート・コンペティション」、親子で夏休みの思い出づくりができる「こどもアート」、迫力満点の映像を楽しめる「プロジェクションマッピング」のほか、「映画のまち新宿」をPRする映画ファン必見のイベント「シネ・フェスタ新宿2014」を開催。東日本大震災を風化させないよう、昨年に引き続き被災地を応援するプロジェクトも実施し、多彩な企画で新宿からアートを発信する。

また、今年は初めてフェスタの公式アプリを公開。作品の展示場所を確認できる「作品ナビ」と、展示作品に近づくと作品やアーティストの紹介ページを確認できる「アーティストナビ」で、一層楽しめる。また、外国人観光客にもフェスタを楽しんでいただけるよう、新たに英語のイベントマップも作成し、FREE Wi-Fiスポットも表記する。

今日の記者発表には、出展アーティストの中から神楽坂にも作品を展示する河口洋一郎さん、「こどもアート」の企画にも携わる蟹江杏さん、2つの会場で作品の公開制作に挑むサダヒロカズノリさんをお迎えし、フェスタの多彩な魅力をお話しいただいた。
河口さんは「今年は新たに設けたサテライト会場の神楽坂でも未来と伝統を融合した作品を展示。伝統のまちで新宿の新たな可能性を感じてもらえれば」、蟹江さんは「フェスタの魅力は、若手アーティストも新宿から自分の作品を発信するチャンスが得られること。また、歌舞伎町で子どもたちと大壁画を描く「こどもアート」は、歌舞伎町が賑やかな子どもたちの笑い声に包まれる様子が感動的です」、サダヒロカズノリさんは「多くの人が行き交うまちを彩る作品は、何度訪れても楽しめるものばかり。アートの魅力を存分に感じてもらいたい」とアピール。
フェスタの実行委員長である中山区長は、「昨年以上に充実した企画で、多くの方に新宿のまちを楽しんでいただくとともに、国内外で『新宿はアートのまち』というイメージが定着すればうれしい」と語った。

本ページに関するお問い合わせ

新宿クリエイターズ・フェスタ2014実行委員会事務局(特命プロジェクト推進課内)
電話03-5273-4220