7月19日から「神田川親水テラス」を開放
夏休みは神田川をもっと身近に

最終更新日:2014年7月16日

写真:神田川親水テラスの様子
写真:神田川の水草調査をする子どもたち
写真:染色体験の様子
新宿区(区長:中山弘子)は、7月19日(土)~8月17日(日)、普段は入ることのできない神田川の一部と「神田川親水テラス」を開放する。

区の外周を取り巻く神田川は、新宿の水と緑の骨格であるとともに、歴史と文化を伝える大切な水辺空間。河川の整備や水質改善が進められた結果、平成4年にはアユの遡上が確認されるほどきれいな川になった。今年も6月に生き物実態調査を行い、アユやウキゴリなど4種の生息を確認している。
また、神田川のそばにある戸塚地域センター(高田馬場2-18-1)3階に開設した「神田川ふれあいコーナー」では、川の歴史や文化、生き物などをパネルや模型で紹介している。1階ロビーには全長4.3mの水槽も設置し、アユやドジョウ、オイカワなど、神田川にすむ7種類・約400匹の魚が泳いでいる。

高い護岸があり近付くことができなかった神田川をより身近に感じてもらおうと、平成22年に始まった「神田川親水テラス」の開放は今年で5回目。毎年、親子連れや小学生のグループなど大勢が訪れ、神田川の流れや水辺を感じながら、身近な自然との触れ合いを楽しんでいる。

7月27日(日)には、昭和30年代まで神田川で行われていた染め物の水洗いの工程「水元」を実演するほか、戸塚地域センターでは、染め物の展示や染色体験も実施する。
また、8月19日(火)~22日(金)には、小学生を対象に「神田川を学べる講座」を開催。夏休みの自由研究にもぴったりな実験や調査に挑戦しながら、神田川の水や生き物に触れることができる。

■「神田川親水テラス」と周辺河床の開放
7月19日(土)~8月17日(日)午前10時~午後3時(予約不要。雨天中止)
※神田川親水テラス(高田馬場2-18-1、戸塚地域センターそば)と周辺河床(JR線高架下~神高橋の約50mの区域)を開放
■染色イベント「水元」の実演
7月27日(日) (予約不要。雨天中止)
・水元の実演…午前11時30分から、午後2時から
・染め物の展示…午前10時~午後3時  ・染色体験…午前10時30分から、午後1時から
■神田川を学べる講座  ※会場/神田川ふれあいコーナー
・8月19日(火)…川の水を調べよう  ・20日(水)…川の底の生き物を調べよう
・21日(木)…川の水草を調べよう   ・22日(金) …魚の体の仕組みを調べよう(魚の解剖)
【申込み】往復はがきに講座名・住所・氏名・学年・電話番号を記入し、8月8日(必着)までにみどり公園課みどりの係(〒160-8484歌舞伎町1-4-1、本庁舎7階)へ。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 みどり土木部-みどり公園課
みどりの係 電話03-5273-3924