「新宿子育てメッセ」を開催
手をつなごう みんなで子育てハッピースマイル

区内で活動する子育て関係団体の見本市「新宿子育てメッセ」を、今日8日、新宿コズミックセンター(大久保3－1－2)で開催した。主催は新宿子育てメッセ実行委員会と新宿区（区長：中山弘子）。
新宿子育てメッセは、区内にどのような子育て支援団体と活動があるのかを周知するとともに、団体同士のつながりの輪を拡大していくことを目的に、平成22年度から毎年開催している。

5回目を迎える今回も、子育てに役立つ情報や、親子で楽しむ「知る・作る・体験する」催しが満載。産前産後のケアや子育てについて助産師に相談できるブースや、身近なものでできる工作コーナーなど、41団体が出展した会場内は、大勢の来場者でにぎわった。
布を使ったコースター作りに挑戦していた親子は、「参加は今回で2回目。さまざまなブースで工作を体験し、教えてもらいながら、親子で楽しみました」と話していた。

元保育士の保育シンガーソングライター・荒巻シャケさんによるパパ向け講座では、新聞紙を使った帽子作りなどを実施。荒巻さんは、1枚の新聞紙からさまざまな種類の帽子を折ってみせ、「固定観念にとらわれず、子どもの視点に立って、いろいろな見方で遊んでみてください」と子育てのコツを語った。

また、国民的文豪・夏目漱石ゆかりの地として新宿区と交流を深めてきた熊本県から、営業部長の「くまモン」が登場。得意のくまモン体操で機敏な動きを披露し、会場を大いに沸かせた。
「くまモンのステージ」には中山区長と新宿区の防犯マスコット「新宿シンちゃん」も応援に駆けつけ、新宿区と熊本県の絆をPRした。
来場者を前に中山区長は、「子どもは私たちにとって希望であり、元気の源。さらに子育てしやすいまちを目指して、区も引き続き全力で子育て支援に取り組みます」と意気込みを語った。