4月26日から開催 新宿歴史博物館所蔵資料展
詩人・高田敏子生誕100年「子どもへのまなざし」

最終更新日:2014年4月23日

高田敏子高田敏子
詩誌「野火」詩誌「野火」
色紙「藤の古木が」高田敏子自筆色紙「藤の古木が」高田敏子自筆
新宿歴史博物館(三栄町22)では、4月26日(土)から所蔵資料展「詩人・高田敏子生誕100年~子どもへのまなざし~」を開催する。

高田馬場に住んでいた昭和後期の詩人・高田敏子(1914年~1989年)は戦後、モダニズムの詩人として出発。その後は詩誌「野火」を主宰し、「おかあさんの詩」としてわかりやすい作風で親しまれた。詩は、合唱曲や歌曲の詞としても多く取り上げられている。

今回の展示では、ご遺族から寄贈された原稿、遺愛品などから、高田敏子の詩の世界と人物を紹介する。また、ヨーロッパ、アジアと広く旅をした高田敏子が撮影した子どもたちの写真も展示する。

■ 所蔵資料展「詩人・高田敏子生誕100年~子どもへのまなざし~」
【日時】4月26日(土)~6月15日(日)午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで。4月28日、5月12日・26日、6月9日の月曜日は休館)
【費用】無料(常設展は有料)
※会期中の土曜日は学芸員が展示を解説します。解説後は、博物館ボランティア朗読の会「ふみのしおり」が、高田敏子の作品を朗読します(午後1時から約40分)。

■ 関連講演会
(1)講演と朗読の会「高田家の100年 母敏子・妹喜佐のこと」
 母・高田敏子の伝記を書いた長女の久冨純江さんの講演です。詩の朗読もあります。
【日時】5月25日(日)午後2時~4時
【詩の朗読】海老原美雪(NPO日本朗読文化協会会員)
【受講料】500円

(2)講演会「新宿の詩人たち」
 新宿をうたった詩、新宿に関する詩を紹介します。
【日時】6月1日(日)午後2時~4時
【講師】行吉正一(江戸東京博物館学芸員)
【受講料】500円

【関連講演会の申込み】往復はがきに講演会名・住所・氏名・電話番号を記入し、(1)は5月9日、(2)は5月18日(必着)までに新宿歴史博物館(〒160-0008三栄町22)へ。新宿未来創造財団ホームページからも応募できます。定員各60名。応募者多数の場合は抽選。

本ページに関するお問い合わせ

新宿歴史博物館 電話03-3359-2131