歌舞伎町の神社に色とりどりのサクラソウ

最終更新日:2014年4月22日

サクラソウ
境内に展示される見ごろを迎えた鉢
昭和期の映画のポスターや雑誌の展示
新宿区役所近くの稲荷鬼王神社(歌舞伎町2-17-5)の境内にサクラソウが展示され、訪れる人の目を楽しませている。

神社の鎮花祭(はなしずめのまつり)に合わせて、社務所の屋上で育てた約300種類のサクラソウを、見ごろを迎えた鉢を順番に入れ替えながら展示している。今年は3月の気温が例年より低く生育の遅れが心配されたが、4月中旬には白・紫・薄紅色など色とりどりの可憐な花が咲き、境内を彩っている。

宮司の大久保直倫(なおとも)さんは「江戸時代から神社に受け継がれている園芸技術で、サクラソウの世話を続けています。これからも多くの方に楽しんでもらえれば」と話している。
サクラソウは花が終わる4月末まで展示している。見学自由。

また、境内には、神社が収集した昭和期の映画のポスターや雑誌も展示。戦前には神社に隣接して映画館があったことから、毎年9月に映画のポスターなどを展示してきたが、地域の方からの要望で、「鎮守の杜の映画ミニ博物館」として常設展示していくという。

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問い合わせ:稲荷鬼王神社 電話03-3200-2904