東日本大震災復興支援企画「ふくしま だっこ 36家族の写真展」を開催中
福島県相馬市に暮らす家族の写真を歌舞伎町に展示

最終更新日:2014年3月11日

東日本大震災復興支援企画「ふくしま だっこ 36家族の写真展」を開催中大写真
写真:家族の大切さを表現
写真:心温まる写真を仮囲いに展示
東日本大震災の発生から3年を迎える今日11日から、歌舞伎町の新宿東宝ビル建設予定地の仮囲い(歌舞伎町1-19、新宿コマ劇場跡地)で、被災地に暮らす家族が「だっこ」する姿を撮影した心温まる写真展を開催している(展示は4月10日(木)まで)。NPO法人3.11こども文庫、新宿区(区長:中山弘子)、歌舞伎町タウン・マネージメントの共同開催。

3.11こども文庫は、昨年の夏、新宿駅周辺各所で開催したアートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2013」で、被災地の子どもたちを応援するさまざまな企画を実施し、アートを通して被災地に元気を届けた。
展示している写真は、新宿クリエイターズ・フェスタにも参加した写真家の山下裕之さんが、福島県相馬市で暮らす36組の家族を撮影したもの。相馬市は東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の一つで、支援活動のために現地を訪れた山下さんが、家族の大切さや絆を表現したいという思いを込めて撮影した。

山下さんは「いつどんな場所に暮らそうとも、家族の姿は輝いている。復興途中の被災地で、強く優しく生きている人たちがいることを忘れないでほしい」と話し、被災地への思いを風化させないようにしたいという願いも込められている。

36組の家族の写真は、3月18日(火)~30日(日)に全労済ホール/スペース・ゼロ(渋谷区代々木2-12-10、全労済会館地下1階)で開催される、相馬市の子どもたちが描いた絵画展「3月11日の、あのね。」にも展示され、歌舞伎町での展示とは異なる写真を見ることができる。

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