女性の健康週間イベント「なるなるフェスタ2014」を開催
健康になる！キレイになる！楽しくなる！

今日8日、新宿区（区長：中山弘子）は、女性の健康週間イベント「なるなるフェスタ2014　健康になる！キレイになる！楽しくなる！」を四谷保健センター、女性の健康支援センター（三栄町25）で開催した。

区では、21年度から3月1日～8日の「女性の健康週間」に、「女性の健康」をテーマにイベントを開催している。今回は、2月に新設した都内でも数少ない女性向けの健康支援施設「女性の健康支援センター」のオープンを記念して、内容を充実して開催。会場には、多くの方が来場し、にぎわった。

開会に当たり中山区長は、「イベントを通じて、皆さんが健康への理解を深め、健康づくりに取り組んでほしい」とあいさつした。

続いて、2000年のシドニー五輪に水泳の200メートル背泳ぎで出場し、4位に入賞した萩原智子さんが、「いつも笑顔で　私が向き合う私の人生」をテーマに講演。萩原さんがいつもと変わらない笑顔で、水泳を通じて得た経験のほか、五輪後に体験した子宮内膜症による闘病生活、そして闘病を支えてくれた家族や仲間への感謝を話すと、来場者はうなずきながら聞き入っていた。

また、乳がん専門医の千島隆司さんが、「あらためて知る乳がんのこと」をテーマに講演。乳がんの基礎知識や早期発見するための検診方法を解説し、「医療機関での検診だけではなく、月に1回は自己検診をしてください」と呼び掛けた。

会場では、自分のからだの状態を知ってもらうため、内臓脂肪や下肢の筋力などを機器を使用して測定する「からだのケンサ体験パーク」のほか、保健師等の健康相談などを実施。骨密度を測定していた来場者は、「骨粗しょう症予防のために測定しました。イベントを通じて自分のからだと向き合うことができました」と話してくれた。