文化創造産業の育成に関する提言を提出
～人が往き交い　感性を育むまち新宿

新宿区文化創造産業育成委員会（委員長：福川伸次　財団法人機械産業記念事業財団会長）は、これまでの検討結果を取りまとめ、今日16日、中山弘子新宿区長に提言書を提出した。

区では、平成20年3月に策定された「新宿区産業振興プラン」の中で、「文化と産業とを融合する『仕組み』をつくり、産業や観光の振興により創造的な人々や企業の交流する『場』をつくる」ことをうたい、その方策のひとつとして「文化創造産業の誘致・育成」を挙げている。
新宿区文化創造産業育成委員会は、この文化創造産業振興について検討するため平成20年5月に設置され、21回にわたり議論を重ねてきた。

提言書では、文化創造産業振興の基本的視点や区の基本的役割、取り組むべき支援策が示されている。提言書を受け取った中山区長は、「文化に関わる産業をどう振興させていくかという基本となる提言をいただき嬉しく思っている。早急に具体的な取組みにつなげていきたい」と述べた。
今後区は、提言書内容を踏まえ、文化創造産業支援策の具体化に向けた取組みを進めていく。提言書は、産業振興課で閲覧できるほか、新宿区ホームページで公開する。