第4回 新宿区産業振興フォーラムを開催
まちの中は楽しい~「もの中心」から「ひと中心」の新宿へ~

最終更新日:2009年11月6日

写真:北山孝雄さん
写真:ディスカッションの様子
写真:パネル展示
新宿区(区長:中山弘子)と東京商工会議所新宿支部(会長:新田満夫)は、今日6日、BIZ新宿(区立産業会館、西新宿6-8-2)で「まちの中は楽しい~「もの中心」から「ひと中心」の新宿へ」と題し「第4回新宿区産業振興フォーラム」を開催した。新宿区を拠点とする中小企業の代表者など約100人が参加した。
中山区長は、開会にあたり「企業間の連携や多様な協働のプラットフォームとなるよう、産業振興フォーラムを開催しました。今後も、23年4月に施行を予定している(仮称)産業振興基本条例に関する懇談会などを契機に、区内の事業活動環境をより好ましいものにしていきたい」と挨拶した。

第1部は、「どんな生活を実現したいのか」という発想を原点に、多くの商業地域・施設を手がけてきた北山孝雄さん(北山創造研究所代表)による講演会。「街はメディア」などのキーワードをもとに、北山さんが構想する人を軸にしたまちづくり・くらしづくりのあり方を力強く説明した。「街を歩き、その街の現況を体感することで、新しい感動や発見があるはず。日本には魅力的な文化や歴史がたくさんあるので、グローバル化していく中でも「日本性」を大事にすることも必要では」と語った。

第2部は「まちについて語り合う」と題したディスカッション。廣江彰教授(立教大学経済学部)がコーディネーターを務め、北山さん、中山区長、新田会長が出席。歌舞伎町の将来像やまちづくりのあり方について議論が交わされた。
第3部の交流会では、北山さんが提案する都市の将来像などを描いた4組8枚のパネルを前に、参加者同士が自由に発言し、活発な意見交換が行われた。

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