新宿区メニューコンクールを開催
ぼくのわたしの自慢レシピ

最終更新日:2009年10月4日

写真:調理の様子(ファミリー部門)
写真:調理の様子(ファミリー部門)
写真:タカダ・コーポレーションの2人
4日(日)、新宿区(区長:中山弘子)は、落合保健センター(下落合4-6-7)で、「新宿区メニューコンクール」を開催した。
新宿区では、健康づくりの一環として食育を推進している。今回のコンクールは、食材との触れ合いや料理をつくる体験を通じて食を大切にする心を養い、健康的な食生活を身につけてもらうことが目的。昨年、「お米」をテーマに初めて試みたこの催しは、今年は「野菜」をテーマにして実施した。

小学生以下の子どもと保護者が一緒に調理するファミリー部門と中学生部門の2部門で、野菜を使ったアイデア料理を募集。ファミリー部門87件、中学生部門315件の応募があり、書類審査で選ばれた各部門4作品が今日の試食審査に臨んだ。
ファミリー部門では、使用するほとんどの野菜を自家製の野菜で作る料理や、おやつ感覚で食べられる野菜料理など、敬遠しがちな野菜も無理なく健康に食べられるよう工夫された作品が目立った。中学生部門では、食材の確認から盛り付けまでをすべて一人で行う参加者もおり、調理の手際の良さにサポートする栄養士も驚いていた。また、両部門とも、審査員の試食の際には、さまざまなアイデアが詰まった作品を上手にアピールしていた。

今回は、よしもとクリエイティブエージェンシーの芸人「タカダ・コーポレーション」が司会・進行を担当し、審査の集計中は、井村屋製菓(株)の協力で「あずき○×クイズ」も行われた。

審査の結果、ファミリー部門では、父親と兄妹の3人が楽しそうに作っていた「お山のおうちの野菜グラタン」、中学生部門では、野菜の嫌いな弟のために考えたメニュー「やさいのキラキラゼリー」が最優秀作品に選ばれた。ファミリー部門最優秀作品に輝いた平出さん親子は「今日が一番上手にできました!」と、うれしそうに話してくれた。
今回の作品は、今後区のホームページで紹介するほか、10月31日(土)に行われる「しんじゅく食育フェスタ2009」(四谷地域センターで開催)で表彰される。また、最優秀作品は同フェスタで試食ができ、来場者に振る舞われる。

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新宿区 健康部-健康政策課
健康事業係 03-5273-3047