花園幼稚園でキャンプ体験
~お父さんとわくわくドキドキ

最終更新日:2009年9月12日

写真:テントの中で紙芝居
写真:親子でカレーを作る
写真:学校探検する子どもたち
9月12日(土)午後5時から、区立花園幼稚園(新宿1-22-1、園長:上野和彦)で、「キャンプの日~スクールパークで原体験」を実施した。これは、テント張り・野外料理・併設の花園小学校の探検など、園児たちに日ごろできない体験してもらおうと企画したもので、幼稚園でのこのような取り組みはめずらしく、今年で12回目である。先生・友達・お父さんと一緒にキャンプ活動を楽しむことで、幼稚園と家庭の連携を図るとともに、子育て支援の充実を深めることが目的で、3歳~5歳児の園児たち55名とそのお父さん43名が参加した。

キャンプの前には、お父さんに集まってもらい、事前打ち合わせを実施。当日の活動内容や分担を決めて、この日のために準備をしてきた。
キャンプ当日はあいにくの雨のため、室内での実施となった。はじまりの会の後、さっそく小学校のアリーナ(体育館)で、お父さんのテント張りを手伝った。完成したテントの中では、お父さんが読む紙芝居を聞いたり、友達同士で寝そべったりと、テントの中を満喫した様子だった。

テントで遊んだ後は、地域で活動する日本舞踊のサークル「ほのぼの会」と盆踊り。大きな輪を作り、お父さん・先生たちと一緒に東京音頭などを踊った。
5歳児の子どもは料理にも挑戦。米を研いだり、野菜を切ったり、おぼつかない手付きながら皆、真剣な表情で夕食の準備を手伝う。お父さん手作りのかまどで煮込み、おいしそうなカレーが完成した。とてもおいしそうにカレーライスをほおばる子どもたち。「おいしいね~」「おかわりください~」と、たくさんあったカレーは、あっという間にからっぽになった。

最後はいよいよ学校探検。4~5人のグループで、1階の1年生教室前から3階に上がり、理科室にある「勇気の剣」を取って、1階の玄関まで帰ってくるという設定。お父さんたちはお化けに扮して待ち伏せをしている。大声で助けを呼ぶ子、泣き出してしまう子、平気な子とさまざま。初めて探検した4歳児クラスの女の子は「少し泣いたけど、涙を拭いて頑張ったよ」と勇気の剣をうれしそうに眺めていた。子どもたちには忘れられない夜になったようだ。

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