多彩な顔を持つ新宿のまちを散歩しませんか~「歩きたくなるまち新宿観光案内所」「新宿まち歩きガイド」スタート

最終更新日:2009年7月20日

写真:四谷の坂道を散歩
写真:新宿歴史博物館内の観光案内所
写真:地域住民がまちの歴史を説明
写真:東京メトロ新宿駅でも地図などを配布
 今日20日、新宿区(区長:中山弘子)は「観光案内窓口」制度と「観光ガイド」制度を開始した。
 「観光案内窓口」制度では、区内外の34か所に「歩きたくなるまち新宿観光案内所」を開設。鉄道駅12か所、ホテル17か所のほか、区内の歴史・文化施設といった民間施設と連携して案内窓口を設置する。案内所では、「新宿まち歩きマップ」等の観光地図を配布するほか、観光地までの交通機関・経路などの簡単な案内も行う。
 観光ガイド制度「新宿まち歩きガイド」は、区内で活動しているガイド団体が、それぞれの地域性・自主性を活かしながら新宿のまちを案内するもの。利用者の希望に応じて、担当ガイドがまち歩きをコーディネートし、新宿の魅力を紹介する。
 ガイドの利用申し込みは、新宿まち歩きガイド運営協議会事務局(文化観光国際課内03-5273-3504)で受け付けている。参加費用は一人当たり400円~1,000円程度(案内するコース、日程、参加人数などにより異なる)。

 今日は、制度発足を記念し、四谷ひろば(四谷4-20)で記念式典が行われた。中山区長は「まち歩きは、地域への興味・関心を高め、暮らしを豊かにするもの。まち歩きをしながら、多彩な顔を持つ新宿の魅力を再発見してください」とあいさつした。
 式典後は「新宿ぶらり散歩塾~夏の四谷ぶらり旅」を開催。中山区長のほか、区内外から36名が参加した。レガス新宿(新宿区生涯学習財団)の案内で、四谷ひろばを出発し、最終目的地の新宿歴史博物館(三栄町22)まで約2時間30分のまち歩きを楽しんだ。荒木町や四谷二丁目商店街では、地元の住民が案内役となり、地域の特色や歴史について説明。参加者は配布された古地図・古写真を見ながら、熱心に話を聞いていた。
 区内から参加した女性は「ガイドの説明が大変参考になった。風情ある街並みをゆっくりと散歩でき、楽しく貴重な体験ができた」と話してくれた。

 担当の文化観光国際課は「新宿は、最新の商業・娯楽施設だけではなく、昔ながらの地場産業や情緒ある街並みなど、さまざまな魅力にあふれています。身近な観光の入り口として『歩きたくなるまち新宿観光案内所』と『新宿まち歩きガイド』をぜひご利用ください」としている。

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新宿区 文化観光産業部-文化観光課
電話 03-5273-3504