地球規模で気候変動に立ち向かうことを願って 新宿区からデンマークへ環境メッセージ

最終更新日:2009年5月23日

写真:区役所前に集まった参加者
写真:区役所に到着したメルビン大使夫妻
写真:区長と懇談するメルビン大使夫妻
写真:区役所を出発するメルビン大使夫妻
 今年12月にデンマークのコペンハーゲンで開かれるCOP15(国連気候変動枠組条約第15回締約国会議)に向けて、新宿区(区長:中山弘子)は今日23日、デンマークの首相・国民へのメッセージを、フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン駐日デンマーク大使に託した。

 これは、日本が「京都議定書」により温室効果ガス排出量削減の取り組みに重要な役割を果たした「地球温暖化防止条約」の節目となるCOP15開催に当たり、地球環境問題をアピールしようと、今日都内でデンマーク大使館が行った「エコサイクリング」の一環として、メルビン大使が新宿区役所(歌舞伎町1-4-1)を訪問したことで実現したもの。午前10時20分、大使が区役所に自転車で到着すると、中山区長らが出迎え歓迎した。

 メッセージでは、新宿区が「次世代が夢と希望を持てるよう環境に配慮したまちを未来に引き継いでいくこと」「デンマークの皆さんとともに環境に配慮した生活スタイルの選択を支援し世界に発信していくこと」を伝え、「京都議定書からコペンハーゲン議定書へと世界の国々で地球の気候変動に関する枠組みの合意が大きく前進することを願っています」と結んでいる。
 新宿区民を代表してメッセージを手渡した中山区長は「わたしたちも環境にやさしい取り組みを進めていきます。コペンハーゲンでのCOP15が成功することを祈っています」と激励。メルビン大使は「このようなメッセージを受け取り、光栄に思います」と応じた。

 今日のエコサイクリングは、23区の区役所を出発し、都内各所からゴールの神宮外苑絵画館前広場(霞ヶ丘町)を目指すもの。新宿区役所にも、午前8時30分から次々に参加者が訪れ、元気にスタートしていった。絵画館前広場では、環境に関する展示やイベントも開催。新宿区の環境学習情報センターも、間伐材を使ったマイ箸作り体験などのブースを出展した。

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