新宿区と(株)グリーンキャブが災害時における協力協定を締結

最終更新日:2009年5月18日

写真:協定書を取り交わす中山区長と高野代表取締役
 新宿区(区長:中山弘子)は、今日18日、株式会社グリーンキャブ(代表取締役社長:髙野公秀)と、「災害時における災害時要援護者等に係る緊急搬送及び災害情報通信に係る協力に関する協定」を締結した。

 この協定は、大規模災害が発生した場合に、株式会社グリーンキャブが区内の被災状況をいち早く区に提供するとともに、傷病者等の搬送に協力することを定めたもの。
 株式会社グリーンキャブは、タクシー事業をはじめ交通関連事業を主に展開し、新宿区戸山に本社営業所を置く。同社のタクシーは1日当たり延べ1,000台が区内を走行。区内の道路状況等を把握しており、災害時の的確な情報提供と迅速な搬送が期待できる。

 今回の協定では、協力が必要となった場合には、区から口頭でも依頼できるよう定めており、緊急時に迅速に対応できる内容となっている。このほか、代金の支払い方法や、要請業務従事者の災害補償など具体的な内容を定めている。

 午前10時から区役所本庁舎で行われた締結式で、中山区長は「災害発生時に重要なのは的確な情報収集です。現場からのいち早い情報は、被害を最小限に抑える上で大きな力になります」と協定への期待を述べた。

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