アトム・ツツジ・歌舞伎のポーズで介護予防 「新宿いきいき体操」普及セミナーを開催

最終更新日:2009年4月28日

写真:指導員の体操
写真:ツツジのポーズ
写真:歌舞伎のポーズ
写真:アトムのポーズ
 今日4月28日、新宿区(区長:中山弘子)は、新宿コズミックスポーツセンター(大久保3-1-2)で「新宿いきいき体操 普及セミナー」を開催した。

 「新宿いきいき体操」は、新宿区と区民の方が一緒に作った介護予防のための体操。区民参加による「介護予防体操制作検討会」で、使用する曲(『平成新宿音頭』を区職員が編曲)や動き(区の花ツツジのポーズ、アトムのポーズなど)の検討を重ね、今年2月に完成した。

 このセミナーは、ボランティアの体操指導員を養成するために開催するもので、60代を中心に約150人が参加した。曽根幸明さん(『平成新宿音頭』の作曲者)や、山添益恵さん(故山添花秋さん(『平成新宿音頭』の作詞者)の奥様)のほか、早稲田大学スポーツ科学学術院の岡准教授や専門学校ESPミュージカルアカデミーの井良沢さん、歌を担当した志村裕紀さんといった協力メンバーも参加。中山区長や他の指導員と一緒に汗を流した。
 体操の講師を務めた荒木先生(早稲田エルダリーヘルス事業団)は、参加者の体力差に注意し無理をさせないことや、参加者が動きやすい声掛けのタイミングなど、指導を行う際のポイントをわかりやすく説明。参加者は、動きや説明を習得しようと熱心に聞き入っていた。

 今日のセミナーには、学習院女子大学ボランティア研究同好会の4人も参加。同好会部長の高田さんは「地域密着をテーマに活動しています。今後は講習会を通して地域の中に入っていきたいと考えています」と話してくれた。
 このセミナーの修了者は、5月中旬から区内各地域で行われる講習会で指導員として登場し、「新宿いきいき体操」の普及に務めることになっている。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 福祉部-地域包括ケア推進課
介護予防係 電話 03-5273-4594