地域のふれあいの場「大久保つつじ祭り」が開催!

最終更新日:2009年4月26日

写真:つつじの花
写真:もちつきをする子ども
写真:にぎわうバザー会場
写真:大人気の新宿シンちゃん
 今日26日(日)の正午から、皆中稲荷神社(百人町1-11-16)で、伝統の「大久保つつじ祭り」が盛大に行われた。
 大久保は、江戸時代幕府の警護にあたっていた鉄砲組百人隊が住んでいた地で、鉄砲の練習に励むかたわら、家計を助ける内職としてつつじを栽培していたといわれている。そんな由来から始まったこの祭りも、今年で62回目を迎え、地域のお祭りとしてすっかり定着している。企画運営は、地元の若い商店主らで組織する「新宿百人町・明るい会二世会」によって行われている。

 会場には、つつじの苗木展示即売会や協賛する百人町中央町会婦人部によるバザー、青年部によるもちつき大会、東京ヴェルディ1969協力によるグッズ抽選会などイベントが盛りだくさん。ついたもちは、来場者に無料で振舞われた。
 子どもも楽しめる内容で、祭りの途中に「新宿シンちゃん」が登場すると、子どもたちはシンちゃんを取り巻いて握手を求めたり、携帯電話で写真を撮ったりしていた。
 また、神社の神楽殿ではマジックショーや落語が行われた。

 明るい会二世会会長の大浦庄英さんは「この祭りが、地域住民の方のコミュニケーションの場になればいいと思っています。また、この地域には外国の方も住んでいるので、たくさんの方が参加してくれればと思います。もちつきなど外国の方も一緒に参加できるプログラムも用意しました」と話していた。
 さまざまな世代の人や外国籍の人も一緒に楽しむことができるこのイベントを通して、まちに愛着を持ってもらえればという願いがこもったお祭りだった。

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