安全で安心な質の高いくらしを実感できるまちづくりを　新宿まちづくりマップをリニューアル

　新宿区（区長：中山弘子）は、自主的、主体的なまちづくりを目指す事業者や団体等に、区内のまちづくりの動きや、これまで行われたまちづくりを案内する「新宿まちづくりマップ」をリニューアルした。4月から配布している。

　これまで「まちづくりマップ」は、地区計画によるまちづくり方針や、市街地再開発等まちづくり事業が行われている地区を中心に掲載し、1面構成として2年ごとに発行してきた。1つの地図でまちづくりの現況と実績が分かり、利便性はあったものの、情報が詰め込まれ過ぎて見にくいとの声もあった。
　今回は、都市計画部の関係職員で編集プロジェクトチームを編成。約1年を掛け、「より分かりやすく役に立つマップ」を目指して検討を重ねてきた。

　両面刷りとなったマップは、3つのテーマ別地図で構成。表面には「まちづくりの現況」、裏面には「まちづくりの方針」「まちづくりの歩み」を掲載し、「現在行われているまちづくり事業は何か」「どこにどのようなまちづくりの方針が定められているのか」「これまで区ではどのような事業が展開され、現在の街並みが形成されてきたのか」が一目で分かるように工夫した。
　編集を担当した地域整備課では、「生まれ変わったマップを、安全で安心な、質の高いくらしを実感できるまちづくりに、大いに役立ててほしい」としている。

　「新宿まちづくりマップ」は、地域整備課（歌舞伎町1-4-1、区役所本庁舎8階）で、まちづくり相談などの際に無料で配布している。