地域活動を通したわくわく体験を発表 「アフター60プロジェクト」修了イベントを開催

最終更新日:2009年3月29日

写真:会場全体の様子と活動報告パネル
写真:塾生の発表
写真:会場全体の様子
写真:講演する高橋直樹さん
 今日29日(日)、新宿区(区長:中山弘子)は大久保地域センター(大久保2-12-7)で、第2期生涯現役塾「アフター60プロジェクト」修了イベントを開催した。

 アフター60プロジェクトは、第2期生涯現役塾として、60歳からの充実した人生を目指し、新たな交友関係を築きながら地域活動を始めたいシニア世代の方が中心となり、さまざまな団体を通して地域活動を行うもの。数ある地域活動団体から本人に合った団体を紹介することで、シニア世代の持つ知識や経験を地域で生かすきっかけをつくる。
 プロジェクトの塾生は、昨年10月から興味のあるNPO団体等の活動に参加し、体験を基に討論や研究を行ってきた。今日はその集大成を発表。会場には生涯現役塾第1期生や地域活動に興味がある方などが集まり、第2期生の活動報告に耳を傾けた。

 活動内容は「路上のガム取り」から「就農体験」「イベントの裏方」などさまざま。体験チームごとの発表では、活動をする中での新たな発見や活動の魅力のほか、今後の課題や抱負が語られた。活動をするまで知らなかったことや気付かなかったことに目が向くようになり視野が広がったという意見には多くの塾生が頷いていた。
 また、高橋直樹さん(新宿区社会福祉協議会)による講演では、「地域の中での自分の生かし方」をテーマに、新宿区の多様性に合わせた地域のボランティア活動が紹介された。

 今回初めてイベントに参加したという女性は、「区内で行われている具体的な活動や実際に活動している皆さんの話を聞いて、地域活動を身近に感じることができました。今後興味のある分野で少しずつ参加できれば」と話してくれた。

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