東京オリンピック招致フェスタin新宿

最終更新日:2009年3月15日

写真:君原さん、宇佐美さん
写真:太田さん、上野さん
写真:米田さん、小倉さん、乙武さん
今日3月15日(日)、新宿区内のスポーツ関連団体、町会連合会など11団体が手を結び発足した「新宿区オリンピック・パラリンピックムーブメント事業実行委員会」(会長:小澤弘太郎 以下、実行委員会)は、新宿コズミックセンター(大久保3-1-2)で「東京オリンピック招致フェスタin新宿」を開催、800人以上が来場した。

 1964年の東京オリンピック当時の新宿を写真で紹介した後、トークショー「アスリート・メッセージ」がスタート。ゲストには、上野由岐子さん(ソフトボール)、太田雄貴さん(フェンシング)、米田功さん(体操)といった北京オリンピックメダリストのほか、小倉隆史さん(サッカー)、宇佐美彰朗さん(マラソン)、君原健二さん(マラソン)が登場。乙武洋匡さんがインタビュアーとして参加した。「友達に誘われて」「ゲームを買って欲しくて」など各選手が競技を始めたきっかけを紹介したほか、太田選手は「オリンピックに出場するだけではマイナースポーツの世界は変わらないと思った」ことから競技に対する姿勢が変わっていったことなどを語った。乙武さんは「1964年は東京が成長させてもらった大会。2016年は東京が世界に恩返しをする大会に」と熱く語り、会場から大きな拍手が起こった。

 見どころは、上野選手のピッチング披露。肩ならしのキャッチボールが始まるなり、会場からはどよめきが。シーズン前である上に体育館での投球は、本格的なパフォーマンスには及ばないものの、大きなフォームから繰り出される剛速球に、会場からは大きな拍手と歓声があがった。子どもたちからの「どうやったら速い球が投げられますか」という質問には、「体に力を入れないで、ボールに気持ちを込めること。あとはひたすら練習」と笑顔でアドバイス。手を伸ばせば届くような距離で投球を見ることができた地元のソフトボールチーム「ミルキーズ」の女の子たちは「かっこよかった」「すごい迫力だった」と、興奮気味に感想を話してくれた。

 会場では、君原さんをゲストに迎えての生涯学習シンポジウムや、よしもと芸人のミニライブが行われたほか、各種トレーニング教室(らくらくスポーツ塾・アンチエイジング教室・親子トレーニング)には、小倉さんと米田さんがお笑い芸人と一緒に参加し、地域の老若男女と一緒に楽しく汗をかいた。

※3月28日(土)には「新宿駅東口ステーションスクエア」と「歌舞伎町シネシティ広場」においてDJトークショー、クイズショー、スタンプラリーなど(ゲスト:千葉真子さん・廣道純さんほか)を開催します。【問合せ:特命プロジェクト推進課 電話03-5273-4220】

本ページに関するお問い合わせ