新宿区とよしもとが「お笑い健康トークライブ」を開催

最終更新日:2009年3月7日

写真:トークライブの様子
写真:司会のハリガネロック
写真:ネタを披露する芸人(大西ライオン)
写真:ネタを披露する芸人(えんにち)
 新宿区(区長:中山弘子)は、今日7日、「お笑い健康トークライブ」を、四谷地域センター(内藤町87)で開催した。
 この催しは、多くの方に健康について楽しく学んでもらおうと、(株)よしもとクリエイティブ・エージェンシーの協力で、今年初めて開催したもの。同社は、区の「歌舞伎町ルネッサンス」の趣旨に賛同し、20年3月末から旧新宿区立四谷第五小学校に東京本部のオフィスを構えており、新宿から発信する文化の振興に向けて、区や地域と一体となって取り組んでいる。

 今回のトークライブは、「喫煙」をテーマに、たばことの付き合い方をさまざまな視点から紹介する内容。
 午後2時、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のハリガネロックの司会で催しがスタート。早速、2組の若手芸人が登場しネタを披露すると、会場は笑いに包まれ和やかな雰囲気に。
 続いて、喫煙に関する講師陣が入れ替わり登場し、ハリガネロックらの芸人と軽快なトークを織り交ぜながら、たばこに関するさまざまな話を紹介した。

 最初に登場した嶋根卓也さん(国立精神・神経センター 精神保健研究所 薬物依存研究部)は、たばこの依存性について説明。「たばこは依存性があるので、やめるのはなかなか難しい。禁煙しようと決めたら、ぜひ医療機関の禁煙外来を活用して」と呼び掛けた。
 土井龍雄さん(ダイナミックスポーツ医学研究所副所長)は、たばこを吸いたくなったときのストレスを発散させるための「呼吸体操」を紹介。肩甲骨を運動させながら深く呼吸するリラックス法を実演した。
 最後に登場した北山耕平さん(童心坊笑雲)は、たばこの歴史を紹介。「たばこは古代のアメリカで儀式に使われたのが起源。たばこの文化を意識して大切に吸ってほしい」と語った。

 会場には約100名が来場。参加した男性は、「たばこの吸い方を見直すきっかけになりました。呼吸体操も実践したいと思います」と話してくれた。

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