知的障害のある方が思いを込めた作品がずらり ぽれぽれアート展を開催

最終更新日:2009年2月5日

写真:絵画作品の展示
写真:陶芸作品の展示
写真:展示を見る人
 新宿区立新宿生活実習所(所長:斎藤諄)は、今日5日(木)から、新宿区役所本庁舎1階ロビー(歌舞伎町1-4-1)で「ぽれぽれアート展」を開催している。

 生活実習所(弁天町50)は、区内にお住まいの重い知的障害がある方が、絵画・陶芸の創作等を通して自立と社会参加を図る施設。利用者の日常や活動の成果を地域の皆さんに広く紹介し、知的障害への理解を深めてもらおうと、区役所内での作品展を初めて企画した。

 ロビーには、実習所の愛称「ぽれぽれ」(スワヒリ語でのんびり・ゆっくりの意味)のとおり、利用者39名が自分のペースで作り上げた絵画・陶芸作品と、実習所での活動を紹介するパネルを展示している。
 実習所の職員は「どれもためらいがなく、描いた方の気持ちがストレートに表現されている作品。こうした催しを継続していくことで、知的障害がある方が地域に暮らしていることを、多くの方に感じてほしい」と話している。

 展示は2月17日(火)までの午前8時30分~午後5時15分(土・日曜日、祝日を除く。10日(火)は午後7時まで・17日(火)は午後2時まで)。

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新宿区立新宿生活実習所ぽれぽれ福祉園 電話03-5229-5850