親子で楽しむオーケストラ「ファミリー音・楽・館」メインコンサートを開催

最終更新日:2009年1月25日

オーケストラを指揮する女の子
指揮者体験の2人
楽器の紹介
歌劇・魔笛
 新宿区(区長:中山弘子)は、今日25日午後2時から、「ファミリー音・楽・館 メインコンサート~モーツァルトと音楽の旅!」を、新宿文化センター(新宿6-14-1)で開催した。
 区では今年度、クラシック音楽の魅力や楽器演奏の楽しさを実感してもらおうと、新宿に本部を置く東京フィルハーモニー交響楽団の協力で、「ファミリー音・楽・館」事業をスタート。これまでに、トランペットやバイオリンなどさまざまな楽器に触れる体験ができる「オーケストラと遊ぼう」や、楽団員からの楽器指導が受けられる「ファミリー音楽教室」を実施してきた。

 今回のコンサートは、年齢に関係なく、気軽にフルオーケストラの演奏を楽しんでもらおうと開催したもの。曲目は、「歌劇・フィガロの結婚」や「歌劇・魔笛」(ともにモーツァルト)からの曲など、誰もが聴いたことがあるおなじみの曲。東京フィルハーモニー交響楽団の演奏に、来場者は心地良さそうに聞き入っていた。

 また、曲の合間には、オーケストラで使われる楽器の紹介や、パイプオルガンの演奏も。観客が指揮者の体験をするコーナーでは、客席から選ばれた2人がベートーベンの交響曲第5番「運命」に挑戦。指揮棒の振り方ひとつで曲の表情はがらりと変化。2人が指揮する一風変わった「運命」に、会場は笑いと拍手に包まれていた。指揮に挑戦した女の子は「思っていたよりも難しくて大変だった」と感想を話してくれた。

 会場には、小さなお子さん連れの方から年配の方まで約1,400人が来場。友達同士で来場していた小学校4年生の女の子は「いろいろな曲が聞けて楽しかった」と満足そうに話してくれた。

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