認知症の方が安心して暮らせるまちを目指して 900名を超える認知症サポーターが誕生

最終更新日:2008年12月24日

写真:会場の様子
写真:受講する中山区長
写真:職員による寸劇
 今日24日、新宿区(区長:中山弘子)は、落合第二地域センター(中落合4-17-13)で「認知症サポーター養成講座」を開催した。

 この講座は、認知症について正しく理解し、認知症の方やその家族を温かく見守る支援者として活動する「認知症サポーター」を養成するために実施。区では、厚生労働省が実施する「認知症サポーター100万人キャラバン」に基づいて、今年7月から講座を開催している。今日の受講者を含めて914名のサポーターが誕生。多くの方にサポーターになってもらうことで、認知症になっても安心して暮らせるまちをつくることを目指している。

 今日の講座には、中山区長も受講生として参加。認知症が「脳の病気」であることや認知症の方への具体的な接し方などの話に、会場の参加者とともに熱心に耳を傾けていた。
 講座では恒例となった職員による寸劇も披露。集合住宅のごみ集積所を舞台に、認知症の方に寄り添って分かりやすく説明することが必要なことを訴えた。
最後に、認知症サポーターの証であるオレンジリングを腕に、受講者全員で気合を入れ、だれもが安心して暮らせるまちになることを願った。

 中山区長は「多くの方が認知症を正しく理解することで、認知症の方やご家族の不安が少しでも解消され、だれもが生き生きと暮らせるまちになることを期待しています」と締めくくった。

※講座は21年1月以降も毎月開催予定。次回の予定は次のとおり。(予約制)
【日時】1月28日(水)午後2時~4時
【会場】若松地域センター(若松町12-6)

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