平成20年12月2日冬の風物詩~甘泉園公園で松の雪吊り

最終更新日:2008年12月2日

写真:紅葉の始まった園内での雪吊り作業
写真:雪吊り作業
写真:高い枝の上で作業をする職員
写真:雪吊り作業を見る人
 新宿の冬の風物詩、区立甘泉園公園(西早稲田3-5)で松の雪吊りが、昨日今日と2日かけて行われた。
 雪吊りは、松の枝が雪の重みで折れないように保護するもので、金沢の兼六園が有名。

 区立甘泉園公園でも、2本の松の雪吊りが、毎年職員の手で行われている。
 甘泉園公園は面積が約14,235m2、区内で唯一の回遊式の日本庭園で、池を抱く森は周辺とは別世界の静けさである。

 東部公園事務所の職員が2本の松に対して設置する作業は、昨日9時から始まり、長さ8mと10mの支柱をそれぞれの松に固定し、その周囲を直径約5mの竹でできた輪で囲み、輪が動かないように8本の竹で支えた。

 今日は、職員が木に登り支柱の上から約100本の縄をおろし、輪に結ぶ作業を丹念に行った。作業が進むにつれ、縄がてっぺんからきれいな円錐を描いて松を支え、美しい雪吊りの姿が現れた。
 公園を訪れた人も、都内では珍しい雪吊り作業に足を止めて見入ったり、写真を撮ったりしていた。

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