ドイツの取り組みから学ぶ 子どもの施策への参画促進フォーラムを開催

最終更新日:2008年11月25日

写真:交流会後ゲルト・グリュナイスルさんを囲んでの記念撮影
写真:ゲルト・グリュナイスルさん
写真:卯月盛夫さん
写真:満員の会場
 25日(火)、新宿区(区長:中山弘子)は、ゲルト・グリュナイスルさん(ドイツのNPO法人「文化と遊び空間」代表)を講師に招き、「子どもの施策への参画促進フォーラム」を開催した。

 今日のフォーラムは、ドイツ・ミュンヘン市で自治体とNPO、企業等が協働して実施する「ミニ・ミュンヘン」を紹介し、こうした取り組みを通して、子どもが「遊び」の中から学ぶことや、行政の施策に参加することの意義を、区民の方と区がともに考えようと企画したもの。

 「ミニ・ミュンヘン」は、7歳~15歳の子どもが「子どもの遊び都市」をつくり、選挙で選ばれた子どもの市長が「ミニ・ミュンヘン」の憲法による自治を行うほか、その中で就労し対価を得るなど、自主的に遊びと学びを体験する子どもの居場所。「ミニ・ミュンヘン」研究会代表の卯月盛夫さん(早稲田大学芸術学校教授、建築家・都市デザイナー)が進行役を務め、NPO団体職員や行政職員など、区内外から76名が出席した。

 ゲルトさんは「ミニ・ミュンヘン」の重要な概念を「子どもが自分自身で決定し、実行すること」とし、「規則を子どもによって変えることができる」など、学校の教育とは異なる取り組みの側面を説明。また、財政面など運営に関することやこれまでの軌跡も紹介した。
 質疑応答では、多くの参加者から質問があり、時間が足りなくなるほど。「安全面の管理はどうしているのか」との質問に、「警察との協力体制や子ども自身が危機管理について考える重要性」を話すなど、一つ一つの質問に丁寧に答えていた。

 フォーラムの後、ゲルトさんも交えた交流会が開かれ、参加者は「子どもの遊びと学び」について積極的に意見を交換していた。
 普段から子どもの支援に携わっているという参加者は「子どもが主体的にチャレンジできる場が大切だと感じた。新宿でもこのような取り組みが少しずつできるようになれば」と話してくれた。

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