新宿区役所通りイルミネーション点灯式

　11月17日、「新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション」の点灯式が行われた。
主催は、NPO新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会（理事長：藤澤薫）。同会は、歌舞伎町のイメージを「汚い・暗い・怖い＝3K」から「明るく・安心・歩きやすい＝3A」に変えていくことを目的として活動を行っているNPO（特定非営利活動法人）。行政と地域が一体となり進めている、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちへ再生する取り組み「歌舞伎町ルネッサンス」の一環として清掃活動、地域安全活動等を行っている。

　このイルミネーションは、今年で3回目。区役所通り（新宿区役所前　歌舞伎町1丁目・2丁目約600ｍ）の街路樹約90本に10万個の発光ダイオード（白色LED）を取り付け、午後4時30分から翌朝午前3時まで点灯する。

　午後4時、新宿区役所本庁舎（歌舞伎町1-4-1）の正面玄関前で、プラウディアグランドオーケストラの3人が演奏を始めセレモニーがスタート。中山弘子新宿区長は「地域の方の力で明るくなった歌舞伎町に、みなさんで遊びにきてください」とあいさつした。その後「･･･5、4、3、2、1、ゴー！」というカウントダウンに合わせて一斉にイルミネーションが点灯すると、見物客からは大きな拍手が起こった。
　この歌舞伎町の冬の夜を照らす光の演出は、2月28日まで毎日行われる。

　今日の歌舞伎町周辺は、新宿区役所近くの花園神社（新宿5-17-3）が酉の市（二の酉）にあたることもあり、縁起物の大小の熊手を手にした人々でにぎわっていた。