芸協らくごまつりを開催

最終更新日:2008年10月26日

写真:グランドには多くの来場者がつめかけた
写真:桂歌丸さんはじめ落語芸術協会のメンバー
写真:桂米丸さんの落語会
写真:サインに応じる三笑亭夢之助さん
 26日(日)、「芸協らくごまつり」が芸能花伝舎(西新宿6-12-30)で開催された。大衆文化を支える新宿区内の拠点を結ぶ「新宿文化ロード」創造元年の協賛イベントとして、(社)落語芸術協会(会長:桂歌丸)が主催。すべて芸人手作りの子どもから大人まで楽しめるファン感謝祭で、昨年に続き2回目となる。
 芸能花伝舎は、区と(社)日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が締結した文化芸術の振興に関する協定に基づき、旧区立淀橋第三小学校を活用した施設。芸団協が運営し、舞台稽古や撮影にも利用されている。

 今日のイベントは、桂歌丸さん・三遊亭小遊三さんの落語会のほか、落語体験教室、ファンとのふれあい交流企画など盛りだくさん。時おり小雨が降るあいにくの天候にもかかわらず、昨年同様多くのファンが詰めかけた。

 教室内で行われた催しは、実際に落語や漫才等の体験ができるものも多く、立ち見客も出るほどの盛況ぶり。ホールで行われた落語会も、満席となった客席は終始笑いに包まれていた。
 グランドでは、特設ステージで各種パフォーマンスが披露されたほか、芸人自らも参加する屋台コーナーが軒を連ね、学園祭のような雰囲気。芸人達も歩き回ってファンからのサインの依頼に気軽に応じるなど、ファンにとってはたまらない1日となった。

 芸協らくごまつり実行委員長の桂歌助さんは「ファンの皆さんに楽しんでもらえるようにこれからも続けていきたい」と丁寧に話してくれた。

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