名誉区民による日本の伝統芸能の共演

最終更新日:2008年10月18日

写真:第1部・長唄「喜三の庭」
写真:第2部・新内「十三夜」
写真:第3部・落語
 今日18日、新宿区(区長:中山弘子)は、新宿文化センター(新宿6-14-1)で「新宿区名誉区民展ファイナルイベント・名誉区民による日本の伝統芸能の共演」を開催した。

 新宿区名誉区民条例は平成8年制定。現在までに15名の方々を名誉区民として顕彰している。新宿歴史博物館(三栄町22)では、9月20日から10月19日まで「特別展・新宿区名誉区民展」を開催中。これらの催しをとおして新宿区の誇る知性・伎芸・感性を内外に発信している。

 今日の催しは無料招待。区民など1,200人が来場した。中山区長は「新宿の名誉区民の方々を広く知っていただき、それらを育んだ新宿の土地柄や歴史、文化とのつながりを感じてください」とあいさつした。

 第1部は、長唄「喜三の庭(きみのにわ)」。日本舞踊の西川扇藏(にしかわせんぞう)さん(平成12年1月顕彰)、長唄の東音宮田哲男(とうおんみやたてつお)さん(平成12年1月顕彰)、箏曲の山勢松韻(やませしょういん)さん(平成14年3月顕彰)が共演。おめでたい儀式で披露される日本舞踊で、長唄に箏が加わり、より一層厚みのある舞台となった。
 第2部は、鶴賀若狭掾(つるが わかさのじょう)氏(平成14年3月顕彰)による新内「十三夜」。叙情豊かな語りで樋口一葉の世界を表現し、観客を魅了した。
 第3部、三遊亭金馬(さんゆうていきんば)氏(平成19年3月顕彰)の落語が始まると、会場の雰囲気は一変。明るい客席は、終始大きな笑いに包まれた。

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