牛込中央通り商店会が環境にやさしい街路灯を設置

最終更新日:2008年8月31日

写真:親子連れでにぎわう夕暮れの牛込中央通り商店街
写真:点灯したハイブリッド街路灯
写真:くす玉を割る中山区長ら
写真:風を受けて回る日中のハイブリッド街路灯
 今日31日、牛込中央通り商店街で、環境にやさしい街路灯の完成記念式典が行われた。この街路灯は、牛込中央通り商店会(理事長:大西一郎)が、商店街活性化の取り組みの一環として、建て替えを進めてきたもの。

 今回設置された街路灯は、風力と太陽光で発電するハイブリッド街路灯12基と、通常のものより消費電力の少ないエコ街路灯32基の計44基。街路灯の更新により、年間でおよそ6.6トンの二酸化炭素排出量を削減できるという。

 同商店会は、大久保通りと牛込中央通りの交差点を中心に、通りに沿って伸びる商店街で構成されており、全盛期には160店舗を超えた会員数が50店舗に減少するなど、活性化が課題となっていた。そこで、同商店会では平成19年に「牛込再生プロジェクト」を立ち上げ、環境をテーマとした取り組みや、新たな商店街マップ作りなどを通して地域の活性化を進めている。これらに併せて、商店会への入会促進にも力を入れており、現在は76店舗にまで増加している。

 今日の記念式典は、同商店会主催の納涼大会に合わせて実施。交通規制が敷かれた牛込中央通りには模擬店が立ち並び、多くの親子連れなどでにぎわっていた。

 午後6時からの式典で、中山弘子新宿区長は「地域に最も身近な商店街が環境に取り組むことは、とても意義のあること。今後も、商店街の持ち味を生かして発展していくことを期待しています」と述べた。

 同商店会の大西理事長は「今回の街路灯の建て替えにとどまらず、エコバッグ作りや環境をテーマにしたイベントの実施を考えています。今後も特色のある商店街づくりを進めて、活性化につなげていきたい」と力強く話してくれた。

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