第1回GTF新宿キッズフェスタ開催

最終更新日:2008年8月23日

写真:雨の中サックスを演奏する渡辺貞夫さん
写真:雨の中太鼓を叩く「エスコーラ・ジャフロ」のメンバー
写真:戸塚第一小学校ブラスバンド部の演奏
写真:フラダンス教室のステージ
 今日23日午後、旧四谷第五小学校(現吉本興業東京本部 新宿5-18-21)と、花園神社(新宿5-17-3)の2か所で、「GTF新宿キッズフェスタ」(主催:GTFグレータートウキョウフェスティバル実行委員会)が、新宿区(区長:中山弘子)ほかの後援、吉本興業(株)の協力により開催された。

 小雨が降る午後1時、あべこうじさんとたくませいこさんの司会で、「旧四谷第五小学校中庭プログラム」がスタート。「新宿から"お祭り"を通して子どもたちに文化の創造と発信を」というテーマが紹介され、よさこいやエイサー、フラダンスのチームが踊りを披露したほか、新宿区立戸塚第一小学校ブラスバンド部も「小さな世界」などを演奏した。各団体の入替え時間には、ステージでは渡辺直美さんやペナルティなどの人気芸人が登場。客席から大きな拍手と歓声が上がった。

 地域の人々に長年愛された旧四谷第五小学校が開放されたのは、ここが吉本興業の東京本部になってから初めてのこと。あべこうじさんの「吉本はこれからも地域密着でがんばります」というコメントあり、今日誕生日を迎えた子どもたちを祝って「ハッピーバースデー」を歌う場面もありと、地域の人々を中心ににぎわう中庭からは、吉本興業が掲げる「地域との共生」を感じることができた。

 午後5時30分開始予定の「花園神社プログラム」は、「渡辺貞夫グループと子どもたちのコンサート ♪Share the world/こころつないで」。雨天中止になるかと思われた午後6時、司会の赤坂泰彦さんが「この雨で何曲できるかわからないけど、できるところまでやってみましょう」と提案し、渡辺貞夫さんが登場。いきなりからみつくような複雑なリズムで圧倒したかと思うと、次の曲では甘い音色をじっくり聴かせるなど、短いながらも観客を魅了するステージを披露した。

 また、当初は雨のため出演できないと思われた鹿嶋市立平井中学校の子どもたちや、宇都宮市を中心に活動するパーカッションチーム「エスコーラ ジャフロ」も登場。予定していた曲すべてを演奏することはできなかったが、雨の中歌い、太鼓を叩くというドラマチックなステージに、客席からは惜しみない拍手が送られていた。

本ページに関するお問い合わせ

GTF事務局 電話 03-3222-6264